おはようございます😃


関東は朝から雨で、雪になるとテレビで何度も流れています。


あまりにタイミングがいいので、今日はこの話です。


今日は、私が参加しているオンラインサロン、『ふみサロ』の話。アウトプットの練習のために参加しています。

ふみサロでは、毎月課題図書が出され、それについてのエッセイを書きます。


1月の課題図書は、『空のふしぎがすべてわかる!すごすぎる天気の図鑑』

今、書店で、天気の本なのに20万部というバカ売れの本です。





私は、この本を読んで、帰ろうとしたら台風接近に伴う交通機関の運休で、大変な思いをしたことを思い出し、そのことについて書きました。


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タイトル『不要不急の外出はお控えください。』って言うけどさぁ…


  確か2013年の秋だったと思う。当時三年生の担任だった私は、児童を下校させた後、台風接近に伴い、交通機関に影響が出て電車が止まる前に帰宅して良いことになり、急いで両国駅に向かった。しかし、すでに時遅しで、JRはもう止まっていた。

『どうしよう…。娘が一人で家にいるはずだ。なんとかして帰りたい。』

娘は、当時小学校3年生だった。夫は、管理職、帰れる訳がない。まだ携帯電話を待たせてはいなかったので、状況がわからない。

『今なら、ギリ帰れる!』

そう思って、迂回路を探すことにした。

自宅は両国から一回だけ乗り換えた、東武線沿線。普段なら20分かからない。とりあえず、都営大江戸線の両国駅に向かった。わずかな距離しかないのに、地下鉄の入り口にたどりついた時、もう雨風が強くなっていた。

 さて、そこからが大変だった。地下鉄は大丈夫だろうと思っていた。でも今は、乗り入れ線も多いので、地上と繋がっている線は次々に運休し始め、帰りたい方向には行けず、家に向かうのは反対向きの地下鉄を何回も乗り継ぐことになってしまった。おまけにどこも人で溢れ、押し合いへしあいに。

 やっと押上までたどり着いたのが、両国駅を出発してから6時間後だった。電車も止まり万事休す。外は風速30m以上と思われる風が吹き荒れていて、身の危険を感じ、出ようとして怖くてやめた。

 駅の階段に座り込んで家に電話すると、夫はだいぶ前に帰宅していた。

『なんだ、無理して帰ろうとすることなかったなぁ。』

この6時間はなんだったんだろうかと、力が抜ける気がした。

  よく『不要不急の外出は避けてください』とテレビでアナウンスが流れる。そんなのわかっているよと思っていた。でも、わかっていたはずなのに、娘が心配だったので動いてしまった。結果的に、ただ骨折り損のくたびれもうけに終わったということで結果オーライ。でも、わかっちゃいるけどそうも言ってられない時もある!と言いたい私がここにいる。


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皆さんだったらどうしますか?