心のノイズとトラウマを2つの質問で解決

悩んだ心の救済カウンセラー 大森奈津子です。

おはようございます。


10年前の今日は、私が担任していた6年生の子どもたちの卒業式でした。

その時は、まだ東日本大震災の余震が続く中、一時は卒業式自体が危ぶまれた時期でした。

連日ニュースで福島原発事故による放射能の拡散状況だったり、津波の被害の追加情報、各地避難所の情報、計画停電についての情報を一日中伝えていたころでした。

私は当初、ピンクの着物に袴姿で子どもたちを見送る予定でした。でも、できませんでした。あまりに東日本大震災での被害が大き過ぎたからです。子どもたちに対して、子どもたちの卒業を祝う最大限の気持ちを着物と袴で表したかったけど、卒業を前に多くの犠牲者がいたことも忘れて欲しくなかったので、当日は黒のベルベットのスーツで子どもたちを見送りました。この話は、今まで誰にも話していないことです。大人になった子どもたちが知ったら、なんて思うかなぁ…?

卒業式後、教室で最後の話。

私はこう話ました。(微妙な違いがあったらごめんなさい。何しろ10年前のことなので。)

「卒業式は終わりました。小学校は卒業です。だから、小学校のことは、全て、忘れていいです。」

子どもたちの顔が、あまりの驚きに一瞬で固まったのを覚えています。

私は続けました。

「でも、もし、卒業しても覚えていたら、それは本物です。いつまでも大切にして欲しい。」と。





私は、覚えているよ…。


 
10年前の、卒業式の話でした。


今日は日本全国で卒業式が行われます。

ご卒業おめでとうございます。


卒業していく皆さんの、今後の活躍を心より応援しております。








ブログが気に入っていただきましたら、メルマガ登録お願いします。
ブログ登録は、下のメルマガ登録フォームよりお申し込みください。
メルマガだけのお得情報が入るかもしれませんよ❣️

また、ClubHouseで、毎日昼10〜11時(不定期休みあり)、ルームを開いています。
ルーム名は、🌈小学生のお子さんをお持ちのママさん集合❣️元教員に聞いてみたい学校のあんなことこんなこと🌈です。

連日少人数ながらも、ボチボチ来てくださっています。
学校に聞きたいけどなかなか聞けない….、という方、お気軽にどうぞ遊びに来てください。


プロフィール


カウンセリングメニュー









私のオススメする本


私のオススメする本