おはようございます

台風が近づいてきています

みなさん早めに備えましょう

備えあれば憂い無しです

今日も精一杯生きましょう




今日は真面目にいきます

タイトル通り、私が注目しているのは、ニュージーランドです


まずはこちらの記事を読んでください



日本では今年から新しい学習指導要領が完全実施されました。学習指導要領というのは、日本の教育の全ての根幹にあるものです。
若い先生方でも勘違いして人がいるのは、教員は教科書を教えるのではなくて、教科書を使って学習指導要領に書いてある身に付けさせたい力を身につけさせるのが仕事です。この意味の違いわかりますか?

私は、学習指導要領の中にぜひ強化して欲しい内容があります。

それは、心の教育です。
 
自分を確立させ、他人を尊重するための心の教育です。

日本は、未成年の自殺が異常に多い国です。

今日本は、心のゆとりをもっていない気がします。

感情に支配され、ちょっとしたことで他人を批判する、攻撃する。そんなことばかりではなく、もっといいところもあるでしょ?そう思いたいのですが、残念ながら、数字が物語っています。

そのような状況をなんとかする方法はないのか?考えてみました。

現在学校には、学校カウンセラーが設置されています。でも、実際のところを言えば、教室のひとつをカウンセラー室にして、悩んでいる子がそこに行くというスタイルです。

私はそれでは心を開けないと思います。悩んでる時は、心を開けないから、開くところがないから悩みます。大人でしたら、それでもなんとかしようと動くことができます。でも未成年の場合、経済力があるわけでもない、置かれている環境を自分で変える力があるわけでもない。だから追い詰められやすいのではないのか?と私は分析しています。

昔はと言ってはなんですが、私が現役の頃は教員がカウンセラーの役割も果たせていたように思います。
「先生、あのね…。」
と言える、関係が作れた。時間のゆとりもあった。子どもたち全員との交換日記も毎日できた。これは小学校ですが。 

でも、昨年少しだけ現場のお手伝いをする機会があり驚きました。
先生方が、まるで加害者であるかのような保護者からのクレーム電話や連絡帳に連日対応を追われている、また、そうならないようにと過敏過ぎるほど教員が保護者に気をつかっている姿があったのでした。

先生方は疲れきっている…。

それが私の正直な感想です。

そこで注目しているのが、ニュージーランドの教育です。
ニュージーランドでは、日本でいう小学校から高校の教育に心の教育を教える専門家を置くと言うものです。
メンタルヘルスの教育です。
いかに心の健康を保つかというものです。
他人の価値観も尊重しつつ、自分を確立していくという制度です。

私は、今すぐこの方法を日本でも実施してもらいたいと切に願っています。

今の日本は大人でも悩みを抱えている人が多いと思います。日本は周りと協調することで成り立ってきたところがあります。ところが今は協調することばかりに目が向き、そこから外れる者を認めない風潮があるように思います。
協調は他人を尊重した上で成り立つものと私は思います。
そろそろ自分の枠から外れる者にも、その立場を尊重する時代になって欲しいと思うのです。
そのためのメンタルヘルス教育をまずは若者たちから応援したいと思っています。

ニュージーランド首相の言葉も心を打ちます。

ニュージーランドはオールブラックスの精神が強く国民全体に根付いているんでしょうね。

私はこれからも、ニュージーランドを注目していきます