『あ~、やっぱり、場違いだったかも…。』
縁あって参加することになった、本の書評会。
出た課題の本の題名を読んだ瞬間にそう思った。
自分が意味を取り間違えてると気づかずに。そう、ネイティブをネガティブと読み間違えていたのだ。
『ネイティブ(ネガティブ)の“子ども英語"で通じる英会話』
え?え?意味がわからない。これで書評書くの?レベル高すぎ!星5つもついてるってことは凄い本なんだろなぁ、やっぱ、厳しいかなあ。
 
 勝手にそう思っていた。読めばわかること。おバカな話である。著者の方に全く失礼であると思うのは、後の祭りのことである。
 
 そう思いながら書評会主宰の城村さんYouTube動画を見始めた。
 人生の曲線書いてみた。今人生のどん底。まずしいけれど穏やかで信頼しあっていた両親に育てられ、高2のある日電撃的に小学校教師になりたいと思い、紆余曲折あるものの、教員としてガンガン仕事し、結婚し、子供も生まれ、何もかも順調に思えた。
 でも結婚してから緩やか坂道を下り始めて、5年前難病で退職した後は世界最速のジェットコースターで下っていて、上がるタイミングさえ見えない、それが今の状態だった。
 また、後ろ向きの私が出てきた。
やっぱり、ダメだ…
 この数年で私のプライドや尊厳はズタズタだった。
 でも、YouTubeの動画を見ていてびっくりした。
え?本読まなくていいの?
自分らしく書いていいの?
今回こちらにもうしこんだのは、一冊の絵本を作ったからだ、『わかりやすいコロナウイルスの話』という絵本。なぜか書かなくちゃ、という思いで一週間で書き上げた。自分の中にこんなに力があったのかと、自分で自分にびっくりした。
じゃあ、やってもいいのかな。
全く未来の自分の姿が想像できない。 
この数年ですっかり臆病になってしまった私に何ができるんだろう?
でも、なぜか知らないけれど、この2週間無我夢中で、何かに導かれてきたような気がする。
元々本は嫌いじゃない。中学、高校6年間図書委員会。教員時代も後半は図書館部長もやった。学級通信も結構書いた。
学級通信レベルでもいいのかな?
やっとジェットコースターの上り坂が見えてくるかも。



本の紹介はこちら
楽天繋がらなくてスクショしました。


私が勝手に題名を勘違いしました。著者のナオミさん、ごめんなさい。