我が家は、JCOMに加入しています。
主人が独身時代から長らく加入しています。
家計の立て直しを計るときに、もちろんJCOMもカットの話しはしました。
だって贅沢品だし!
しかし、主人の頑なな拒否にあって、これだけはそのままとなりました。
私はもともとテレビを見ない生活で、無音でもいい人です。
主人もテレビは見ないと聞いていたのですが、民放のテレビを見ないだけで、JCOMを見ていたのだそうです。
ここまで削られると娯楽がなくなる!という主人の切実な訴えにより、チャンネル数を一番少なくしてもらって契約続行としました。
主人は、車とバイクと電車が大好きなので、ただひたすら駅について説明している番組とか、ずーっと電車が走ってゆく番組とかを見ています。
傍から見ていると謎です。
その中でも一番好きなのが「名車再生!クラシックカーディーラーズ」なんだそうです。
クラシックカーディーラーズとは、古い名車を再生して販売する番組で、エドとマイクというイギリス人のコンビでやっている番組です。
全く興味がなかったのですが、旦那さんが色々と説明しながら熱く語っているので、一緒に見るようになり、私も好きになりました。
古いポルシェとか、フェラーリとかが色々とでてくるのですが、私は車よりもマイクが安く車を買ってきてエドに直してもらう、その掛け合いがなんともいえず、好きになりました。
二人共とにかく車が大好きなんだということが、ひしひしと伝わってきます。
また、海外の番組にありがちなピー音もほぼなし。
ちゃんとした言葉を選んでくれます。
買ってきた車を初めてエドに見せるときも
「すごいだろう〜19**年代の車だ!好きだろうエド!」
「なんて素晴らしい車だ!また良い車を見つけてきてきたね、マイク!」
と車を褒めまくる二人。
また、マイクがとんでもなく壊れた車をエドに修理させたりする時も
「君ならできるだろう〜エド!」と乗せる。
「大変だなぁ〜でも任せてくれよ、マイク!」
といって、何処がどう壊れていてどう直すのかをエドが解説しながら直していきます。
そして、修理が完了してからは売りだす前に必ず二人でドライブ。
さあ、ぼくたちのこのポルシェで二人でドライブに行こう!と言い、
「いつもながらに君の修理は素晴らしいよ、エド!サスペンションも調子がよくなってる。」と色々とめまくる。
「君がいい車を見つけてきてくれたからさ、マイク。」
とお互いのことを褒めまくる。
そしてマイクがお客様に売って、諸費用と儲けがいくらでした。
として番組が終わります。
最近はエドが引退してしまってマイクの相棒が変わってしまいましたが、まだ続いています。
全く興味が無いことでも、そのことがすごーく好きな人に説明されると、なんだか興味が湧いてきしまうことがよくあります。
物を買うときも、作り手のこだわりが分かるものとか、好きなんだなが伝わってくると、多少高くてもいいかなと買ってしまうこともあります。
なんなんでしょうね。
なんか一緒に仲間に入りたくなってしまいます。
楽しそうだからかなぁ。
何かすごく好きなことがあるって、幸せですね。