夏休みの間に御年99になる

祖母の家に行きました
 
 
それだけ生きていると、
 
 
思い出もいっぱい〜、物もいっぱい〜。
 
 
というわけで、
働き者だった祖母からは
想像できないような
暮らしづらい家に住んでいました。
 
 
私の母、そして私と子どもは
祖母に会いに行くだけのつもりだったのが、
何故かお片付けが目的に。。
 

 

でもね、やってみたら分かったのですが、

片づけるって

結構楽しいんですよね。

 

 

それは、自分の家じゃないから、

思い出が詰まっていないから

「物」として捉えることができたからもしれません。

 

 

だからと言って、

無慈悲にポンポン捨てていったわけではなく。

 

 

60cm幅の収納庫上段

いっぱいに詰められていた

洗濯ネットを5つくらいに減らしたり、

 

 

もったいないからと、取ってあった

買い物したときにもらうビニール袋。

 

 

45Lサイズのごみ袋パンパンに入っていて

食器棚の前にただ置いてあっただけのものを

約15枚ほどにしたり。

 

 

今振り返ってみると、

とっても簡単なことなんだけど

お年を召すと

そういった事にも気づかなくなるらしいのです。

 

 

家族という構成は

増えたり、減ったりし、

その中でその構成員である

人間たちは体が成長したり、老いてきたり

変化はさまざまです。

 

 

その中で、

私たちが使っている「物」たち。

物自体は変化する事がないけど、

役目を終えたり、違う場所で必要だったりと

存在は変わっていくはず。
 
 
実際、
4人の孫たちが巣立って行って
2人暮らしになった祖母の家には
50個ほどのお弁当箱が
 
キッチンの吊戸棚にしまわれていたのでした。
さすがに、
2人暮らしで50個のお弁当は多いよね。。
 
 
片付けただけなのに、
祖母と叔父にたくさんの感謝の言葉を
もらってしまいました。
こんなことで喜んでもらえるならと

 

 

整理収納アドバイザー2級の資格を
今回取ってみました。
 
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研修の時に、講師の方も言っていたけど、
まずは物を減らすことから
整理整頓は始まる。
 
 
過去に昔のアルバム写真を勝手に捨てられてしまったと
語る祖母。

人によって価値観はさまざまだから、

難しいよね。
 
 
「お嫁さんに勝手に捨てられた」と話すけど、
それも歳をとって忘れてしまっただけかもしれない。
 
 
いつだって人の感情が入り乱れると
物事が上手くいかなかったりするんですよね。。