中華街に行くと・・・・
さっそく、ご飯を食べにお店に入った。
席につくと、
岡田くん「何、食べようか?」
とメニューを見て言ってくる。
★★「う~~~ん・・・・
なに、しよう~。」
岡田くん「オレ、担担麺食べようかな。」
★★「じゃ~うちも。」
岡田くん「OK
ほかには食べたいものとかある?」
★★「じゃ~酢豚で。」
岡田くん「了解![]()
すいませ~ん。」
店員さんを呼んで岡田くんは注文してる・・・。
私は岡田くんを見ながら、
-こんなかっこいい人と一緒に居る。
これって運命かな~?
なんで、ショッピングなんか誘ったんだろう?
と思ってると。
岡田くん「どした?」
★★「え?」
岡田くん「なんか、ボーっとしてるから。」
★★「そうですか?」
岡田くん「うん。ってか、★★ちゃんって大抵、ぼーっとしてるコトが多いよね。
考え事でもしてるの?」
★★「いえ、そんなんじゃないです。」
岡田くん「なら、いいけど。」
-岡田くんがなんで、私をショッピングに誘ったのかなんて言えないよ。
でも、聞きたいな~・・・・。
よし。聞くしかない!
また、会えるかどうかわかんないし・・・。
★★「あの!」
岡田くん「うん?」
★★「聞きたいことがるんですけど・・・」
岡田くん「なんや?」
★★「あの~・・・・・
なんで、私なんかを誘ったんですか?」
岡田くん「え?」
★★「だって、私なんかよりもっとかわいい人とかきれいな人とか
いっぱい居るのに・・。」
岡田くん「そうかな~
」
★★「え?」
岡田くん「だって、★★ちゃんもかわいいじゃん!」
私の目を見ながら言ってきた。
★★「ぜんぜん、かわいくありませんよ。」
岡田くん「いやいや、かわいいから
」
★★「いやいや、かわいくないですから」
岡田くん「いやいや、★★ちゃんが思ってる以上に、
かわいいから
」
と私のほっぺを優しくつかんだ・・・
岡田くん「ほら。」
私のほっぺをむぎゅーって伸ばす。
-嘘だよ・・・・
変顔になってるから。
★★「ひどい・・・」
岡田くんは笑って私のほっぺをつかんでた手を離した。
すると・・・・
注文していたものがきた。
岡田くん「おいしそ~~(☆。☆)
食べよ。」
と私に箸をくれた。
★★「ありがとうございます。」
と箸を手にとろうとしたとき。
ペシッ!
★★「痛ッ。」
岡田くんは私のおでこに向かって箸で叩いてきた。
★★「なにするんですか~?」
私は叩かれたところを手でさすりながら言った。
岡田くん「お仕置きだよ。
敬語つかうんだもん
」
★★「だからって
」
岡田くん「ごめん、ごめん。痛かった?」
★★「うん
」
岡田くん「そんじゃ~痛かったかわりにイイとこ。
連れてってあげるから。」
岡田くんは私の叩かれたおでこのところを手でさすりながら言った。
★★「いいとこ?」
岡田くん「うん
」
★★「どこですか?」
岡田くん「それは教えられない。行ってからのお楽しみ。
ほら、麺が伸びちゃうよ☆彡」
★★「へ~~~い
」
と不満もありながら返事をした。
私が酢豚のパインを口にすると。
岡田くん「食べた。」
と私の口を見て言った。
★★「え
」
岡田くん「パイン、よく食べられるね。
オレ、だめなんだよね~
」
と酢豚の肉を食べながら言う。
★★「えええーーーーーー
」
岡田くん「なに、どうしたの?」
と私がいきなり「えーーー」と言ったのに驚いた。
★★「だって、私。酢豚のパインが好きなんですもん。」
岡田くん「ええええーーーーー
」
★★「なんですか?」
岡田くん「なんで、酢豚にパインいらないでしょ~。
だいたい、パインって果物だよ![]()
それなのに、しょっぱいおかずに入れるって・・・」
★★「そんなヘンですか?」
岡田くん「いや、そんなヘンじゃないけど・・・・![]()
う~~~~ん・・・・ヘンだよね
」
★★「なら、いいです
この酢豚は私が食べます
」
岡田くん「な!そんなつもりで言ったんじゃ・・・」
★★「じゃ~どんなつもりで?」
岡田くん「いや~~~だから。
オレは嫌いだけど。★★ちゃんはそういう感性?持ってていいんじゃない?って
言ってるだけで。
別に絶対否定してないからさ~。
そんな、おこんないでよ・・・」
★★「はい。すいません・・・・
あっ!」
敬語を使ってしまい、ふと、岡田くんを見ると。
岡田くんは笑って
岡田くん「いいよ。今のは許す
」
★★「ありがと」
岡田くん「んじゃ~さ~。★★ちゃん。」
★★「うん?」
岡田くん「冷やし中華にさくらんぼ。ってどう?」
★★「さくらんぼですか?」
岡田くん「うん、冷やし中華にのってるの知らない?」
★★「知ってますけど・・・・
でも、見たことがなくて。」
岡田くん「そっか~。
あれ、絶対いらないと思うんだよな~・・・・」
★★「そうなんですか~」
岡田くん「うん。
あっ!ね~。 こうやって、いろいろ自分の趣味とか言わない?」
★★「趣味ですか?」
岡田くん「うん。俺たち。まだ、出会ってお互い、まだ知ってないこといっぱいあると思うからさ~
だから、これから自分の自己紹介みたいなこと。」
★★「うん。」
岡田くん「するみたいな・・・・って。ダメだよね
」
★★「いいですよ。」
岡田くん「ほんと
」
★★「あっ!いいよ。」
岡田くん「よかった~。なんか、合コンみたい、って思われてひかれてるのかと思った![]()
んじゃ~オレ、★★ちゃんに聞きたいことがあったんだけど・・・・
聞いていいかな?」
★★「なに?」
岡田くん「★★ちゃんって彼氏いるの?」
★★「え?」
岡田くん「だって、こんなかわいいから彼氏とかいるのかな~とか思って。」
★★「いや、いないですよ~」
-あぶない・・・
過去のこと、思い出すところだった
★★「岡田くんは?」
岡田くん「おれはいないよ~。ってか、仕事で忙しいからする暇ないんだよね~
」
★★「そうなんですか~」
-仕事か・・・・
そうだよね。仕事で毎日が充実してるんだもんね。
はあ~・・・・私が彼女になることはないな・・・・・。
と落ち込んでいると。
誰かの携帯が鳴った![]()
岡田くん「ァ!ごめん・・・・。
でていい?」
★★「どうぞ。」
岡田くんは足早に外に出た![]()
岡田くんだった・・・
なんだろう?
岡田くんが戻ってくると。
岡田くん「ごめん、急で悪いんだけど・・・
もう、帰ろうか。」
★★「え?」
岡田くん「あの~いきなり、仕事が入っちゃって・・・・
ごめんね
」
★★「そうですか~・・・」
岡田くん「ごめん。」
と私の目の前で手を合わせて誤ってる。
★★「いいですよ。
こうやって、岡田くんと食事しただけで楽しかったし
」
岡田くん「ほんと?」
★★「うん。」
岡田くん「よかった~・・・
んじゃ~さっそくで悪いんだけど出ようか・・・。」
私と岡田くんは外に出た。





