こんにちは。

趣味の音楽案内人

みやけです。

新年度を前に、個人で入会予定だったＭａｒｙ小２がグループ体験し、

（名前は仮名、いつも別人です、笑）

個人レッスン１年目のＬｉｌｙ小１が、グループレッスンも追加して、

小１～小３で５人になった「音楽基礎コース」

新入の２人とも他教室でのピアノ経験があり、すぐに小リーダーになれそうです。

Ｓｕｓａｎ小３の声かけがいつも本当に優しくて、感心を通り越して感謝しています。

そして、退会したメンバーのことも、いつも思い出しては大切に思っている様子です。

元気かな～、また会えるかな～、また、一緒にやりたいな～。って。

単発レッスン参加もできますので、みんなと音楽を楽しみに、どうぞいらしてくださいね。

そして、新年度には、初心者や男の子が入ったら嬉しいなぁ～♡

やる気満々の小リーダーたちが、優しく丁寧に教えてくれることでしょう。

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Maryは、１月お楽しみ会に少しだけ参加で既に顔合わせ済み。

グループの既存メンバー３人にＭａｒｙのグループ体験ですと紹介すると、

「ミュゾポリーがいいんじゃない？」

「山の魔王の宮殿がいい♪」などと、

レッスンの提案をしてくれる（笑）既存メンバーたち。

指示待ちでない、その主体性に驚くと同時に嬉しい。

それぞれのレッスンを遊びのように楽しんでくれていることも嬉しい。

※ミュゾポリー：MusicMindGames　の、すごろく型ゲームの総合ソルフェージュ

※「山の魔王の宮殿にて（グリーグ）」：この曲のグロッケン（サウンドブロック）演奏のこと

ミュゾポリーは（定期的に行なっているので）、３月の終わりにします。（ヤッタ～♪と声）

楽器はまた、別の機会にね。

「山の魔王の宮殿にて」は、フォルマシオン・ミュジカルのテキスト「LA MAGIE DE LA MUSIQUE（音楽の魔法）」第１課程　第１巻最初に収録されている曲で、以前のレッスンでは、テンポと強さとエネルギーがだんだん増していくこの音楽を聴いて、自由に動いたり踊ったりしたあと、メロディーの裏拍を抜いた音名譜のアニメ動画を見ながら、サウンドブロックで演奏。

（音名譜の動画アドレスはもう見つかりませんでした。残念。）

はじめは、一音担当から～フレーズ担当～音名譜全部～ピアノで裏拍も入れて弾くところまで、この曲で遊びました♪

体験レッスンの中のひとつとして、椅子に座って輪になり、

私が（無言で）メトロノームを手にしたら、

「どんな速さ？」「ラルゴ？」と質問を言うが早いか、

「モ、デ、ラー、ト、モ、デ、ラー、ト・・・」と、およそモデラートのテンポで、

クラップしながら一斉唱和する既存メンバーたち。

じゃあ、モデラートにしてみるね。とモデラートでメトロノームを鳴らして、

Maryも私も加わってみんなで、「モ、デ、ラー、ト、モ、デ、ラー、ト・・・」

メトロノームを私が止めようとすると、

「次、ア、レ、グ、ロ・・・」「プレスティシモ」「ラルゴ」と、子どもたちが言うが早いか、およそそのテンポでクラップしながら一斉唱和する生徒たちの指示に従って、ハイハイとメトロノームを操作する小間使いの私でした。(^^）

Ｍａｒｙは、そんな既存メンバーたちを見て「テンポの達人だね～」と驚きつつも、みんなのマネをしながら、自分自身で学んでいく様子で、すっかり溶け込んでいました。

私の出る幕がなさそうなこんな時は、静かに引っ込んでいます。

ふしづくりのソルフェージュや、ＭｕｓｉｃＭｉｎｄＧａｍｅｓの教育理念や、モンテッソーリの教育や、ペースメソッドなど、興味のあるところに共通していると感じるのが、レッスンで教わるというより、子どもたち自身が自分で学びとること～自分で発見したり、作ったりしながら、学んでいくこと。アクティブ・ラーニングのように、子ども同士で学び合っていくこと。音楽をとおして、このような場と機会があり、学ぶ力を育てていけることは、とても魅力的なことだと思っています。

メトロノームを出したのは、テンポの練習のためではなく、ただ、一定のテンポで、テンポを意識した中で、音階をどの音からでも言うというシンプルな練習をしたかっただけなのですが、思いがけず嬉しい寄り道をしました。

３音だったら「ド、（休符）（タンウン）」「ドレミ（タタタン）」

５音、７音、８音、それぞれリズムを決めていて、上行・下行は指さし指示したり、

生徒の誰かが指示役になったりします。

フォルマシオン・ミュジカルの高田美佐子先生の講座に通い始めて、足かけ３年。レッスンに取り入れられるフォルマシオン・ミュジカルのソルフェージュが少しずつ増えていくのも嬉しいですが、こうした音源や楽譜や道具を用いないで活動できるソルフェージュを教えて頂けるのもとてもありがたいです。

この活動、幼児グループでは、ＭｕｓｉｃＭｉｎｄＧａｍｅｓのドレミカードを使ったフィーネで、音階を並べたあと、

「ドから（タタタン）」「ドレミ（タタタン）」、「ソから」「ソラシ」・・・などと、リズムを加えて、

「次は上からおりるよ～、ドから」「ドシラ」・・・などと、言葉でも補いながら、

カードをゆびさしながら、音程をつけないでリズミカルに言っています。

カードは、音程をつけて２枚ずつ歌ったり、グロッケンを使って聴いて歌ったりしながらの片付け。

音楽的に活動したいので、聴音クリーンアップ大好きです。

Ｍａｒｙの体験レッスンは、

視唱とリズム奏とリコーダーのエチュードの練習を見学してもらったあと、

ブルクミュラー２５の練習曲を使った活動に参加してもらいました。

ブルクミュラーでは、石嶺尚江先生の映像データを使って楽曲理解に使うこともあれば、

コードネームの把握や、楽典の理解に使うこともあれば、

エチュードとしてピアノのテクニック練習に使うこともあれば、

目的はいろいろで部分的に使っていますが、

来年度は年度中に使う曲数を多くしたいと思っています。

語彙を増やすように、曲を知ってもらいたいです。

Ｍａｒｙの体験時には、１５番「バラード」を使ってのコード奏。既存メンバーは復習。

教室の「コードネームの歌（Ｃのコード、ドミソー、Ｄｍは・・・）」の確認から、

Ｃの第３音を半音下げて、Ｃｍを作り、

第５音を半音下げて、Ｃｄｉｍを作り、

私の左手奏と一緒に、生徒は右手パートを弾く。

曲として弾くというよりは、和音を感じたり、理解したり、ディミニッシュコードの響きを楽しんだりすることが目的なので、連打でなくても、両手で和音を弾いても、個々に応じて弾き方は変更すれば良いと思っていますが、この日はみんな片手和音で弾いていました。

翌週、Ｌｉｌｙが加わった時のブルクミュラーは、９番「狩」。

少し、狩についてのお話をしたあと、和音の転回形と、ピアノエチュードは右手のオクターブの跳躍と指かえ連打。

既存メンバーたちは、ＭｕｓｉｃＭｉｎｄＧａｍｅｓの記号カードで、和音の転回形の形は、見た目では既に学んでいるけれど、

唱えたり、歌ったりすると、覚えやすいので、

「Ｃのコード、ドミソー、ドミソ、ミソド、ソドミもＣ」なんて、そのまんまの歌詞ともいえないセリフを言いながら弾いて、転回形が使われているところを確認して、実際に音楽として聴く。

右手のオクターブの跳躍と連打は、音と指使いを確認したら、先生の弾き方を見たあと、個々にゆっくりやってみて、またゆっくりのテンポで、先生の弾く左手メロディーと一緒に右手パートを弾く。

インテンポでの演奏ももちろん見て聴いてもらいます。

曲をとおして聴いてもらう時は、楽譜を見ながら聴いてもらい、といってもそこまで楽譜がよく読めているわけではないので、部分的に区切って弾くこともあり、楽譜を目で追うことができているかを確認するために、わざと何度か途中で止めることもあります。

「音や音楽がこういう言い回しの時には、楽譜はこんなふうに書かれているんだな～」と、なんとなく認識するだけでも、楽譜を読むことのひとつの経験だと思います。

ブルクミュラーだけでなく、いろいろなピアノ曲やいろいろな楽器の曲、管弦楽の名曲を、

ちょっとだけ参加の形でも、聴くだけでもいいから、たくさん知ってもらいたいです。

著作権料の問題で、そんなレッスンは難しくなるのかしら？

音楽教室からの著作権料徴収にはもちろん反対です。

でも、自由に弾けるうちに、たくさん弾いて、聴いてもらおうと思います。

さて、５人での初めてのグループレッスンは、

リトミック的な活動で、基礎音符で歩いたり、スキップしたりする中で、指示した拍数だけ止まってクラップしたり、

「八百屋のお店」（あそび歌）、

ハンドサインを使った「音程の歌」。（ドーレー、長２度～、ドーミー・・・）

ハンドクラップ遊びの「Ｂｉｍ　Ｂｕｍ」などから始まりました。

フォルマシオン・ミュジカルの高田美佐子先生から、「フランス文科省は、中学くらいまでは、身体運動をともなって音楽を学ぶことを大切にしている」というお話があり、心から「そうですよね！やっぱり！」と、活動的にソルフェージュを行ないたい「音楽基礎コース」でのリトミック的な活動も大切にしたいと思いました。

今は、１人練習用に楽譜を作成してきたリコーダーエチュードを、合奏タイプに作り直し中。

ジェイコブ・コーラーさんのジャズアプローチによる即興講座も受講して、

この即興もレッスンに取り入れていきます。伴奏、かっこいい～♪

モードのイメージがとてもわかりやすくて、テキストや資料も使いやすくありがたいです。

既存メンバーたちは、ヨナヌキ音階や、沖縄音階での即興を経験していましたが、

伴奏を入れる方が即興しやすいのですね。

これも使える形にしたいと思いました。

やりたいこともりもりの「音楽基礎コース」

みんながもっと音楽を楽しく体験しながら学んでいけるように、

私も、レッスン準備を頑張ります。

今まで指導者として勉強しつつも、個人レッスンでは使いきれなかったところも、

グループレッスンをとおして、出しきっていきたいと思っています。

仲間がふえて楽しいね♪音楽基礎コース