7月20日（土）に、出演者の方からお誘いをいただき「幻想芸術集団レ・ミロワール」第９回本公演～朝霞ルイ活動２０周年記念公演を鑑賞してまいりました。

太陽王と呼ばれたルイ14世を題材にして繰り広げられる奇想天外のストーリー。

数年前に発表された作品の再演だそう。ゴージャスで素敵でした♪

初めてのバロック音楽とバロックダンス、バロック衣裳とバロックジュエリー、バロック風の舞台演出、豪華絢爛煌びやかなことと言ったら…インド宮廷系（衣装とジュエリーはペルシャ文化とインド文化の混合仕様）とはまた違うゴージャスさ。

インドは、ドゥパタ（ベール）で頭部を覆い、肌という肌をジュエリーやメヘンディで隠し、高貴な女性になればなるほど落ち着いた色を召す薄手の絹衣裳。宮中では足首をアンクレットで飾り立て、メヘンディ―で足甲を隠します。髪は三つ編みを後ろに垂らして。

ラジャスタンのお姫様

フランスは、顔を隠さず、美しい鎖骨を見せて、くるくる巻き毛には羽飾り、ハイヒールを履いて背中をぴんと伸ばして歩く様はまるで孔雀のよう。孔雀はインドですが…💦

衣裳は全部手作りだそう💖

フランス文化を愛している俳優さん達が、やはりフランス文化を絶大に愛している脚本家さんによる珠玉の物語を、情熱を持って演じられていて、観ている方々ももちろんフランス好き（と思われる）、推しの俳優さんに其々心酔していらっしゃって、日本って多種多様、民主主義ってやはりいいなぁ～と思った公演でした。

もはやフランス人！にしか見えない。

演劇は、先ずは脚本なのだな、と改めて感じ入りました。

役者さんどれだけ練習されたのだろう。

感嘆いたしました。

個人的には、王様が恋人にプレゼントした首飾りが、

本物の王様→白色の慎ましやかな緻密なデザイン（真珠とダイヤモンドでしょうか）

とりかえばやの王様→華やかなバロック・デザインの青い宝石（ルビー、または黒曜石？）

だったことが、物語に色を与える存在として、印象に残りました。

ルイ14世と言えばヴェルサイユ宮殿(バロック建築の代表格)を建造したことでも有名。特に「鏡の間」は有名ですね。

バロック・デザインの建築は日本でも明治時代に造られており、令和の現在、現存している建物のいくつかを鑑賞することができます。

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7月20日「鏡のクーラント」を鑑賞しました。