今回行われた衆議院選挙の東久留米市がふくまれる東京20区の結果は以下の通りです。
木原 誠二 54歳 自民党 9万3390票
大西 けんたろう 45歳 国民民主党 6万5435票
宮本 徹 52歳 共産 5万8215票
東久留米市内だけの獲得投票数は
木原 2万912票
大西 1万5867票
宮本 1万4786票
思ったより差が開きませんでしたね。
ちなみに私は今回の自民党の裏金事件を絶対に許さない立場ですので、
国民民主の大西候補に投票しました。
無名の新人候補にも拘わらず、共産候補よりも票を獲得したわけですから、
大健闘だったのではないでしょうか。
これは私が言ったのではありません。
何を隠そう、これは石破茂首相本人の発言です。
2007年の参議院議員選挙で自民党が大幅に議席を減らした時、
当時の安倍晋三首相に対して、石破首相はこのように発言して、首相の退陣を迫りました。
この発言に基づけば、石破首相も今すぐ責任を取って、
退陣せ「ねば」なりませんよね。
しかも、今回は衆議院ではなく、より政権選択にとって重要な衆議院です。
さらに、その衆議院を国民からの審判を受けるために解散したのは石破首相自身です。
自民党の大惨敗という結果を素直に受け止めて、今すぐ辞職することが、
首相として取るべき最低限の責任ではないでしょうか。
にも拘わらず、続投の意思表示など、国民をバカにするのもほどがあります。
他人には厳しいことを言うくせに、自分は全く責任を取ろうとしない。
政治家としても人としても、最低な人物だと思います。
総選挙が終わってから、30日以内に特別国会が召集され、
そこで首班指名が行われ、次の総理大臣が決まることになります。
それまでは、石破首相は総理の座に居座り続けることが出来るというわけです。
予想通り、石破首相は自分から辞める気はサラサラないですね。
自民党の大惨敗は、自分の責任であるということを全く感じていないようです。
それどころか、自分は正しいけど、国民が理解してくれなかったと、
国民のせいにする始末です。
今回の選挙結果は極めて明確です。
石破内閣に対する拒否です!
石破本人だって、国民から審判を受けるために解散総選挙を行ったと言っています。
その国民は、石破内閣に対してノーをつきつけたわけです。
石破首相は直ちに辞任すべきです。
にも拘わらず、総理の座に居座ろうとするなんて、
本当に日本政治史上最低最悪の首相です。
このような総理になることだけが目的のような人物を生み出してしまったのも、
自民党の金権利益誘導政治の最大の弊害ですね。
自民党が大惨敗です。
石破首相が、裏金問題を軽んじて、
野党の選挙準備が整う前に解散総選挙を行えば勝てるというあまい見込みと、
選挙に勝ちさえすれば、国民からの信認を受けたことになり、裏金問題などもみ消せるという傲慢な姿勢が、
このような大惨敗を引き起こしたのだと思います。
しかしながら、石破内閣はまだ終わったわけではありません。
普通に考えれば、これだけ大惨敗すれば、即辞任するだろうと思いますが、
石破首相は、総理大臣の座にい続けるために、
最後の最後まであがき続けるでしょうね。
それがどんなに醜い行為なのかも気づきもせずに。
それまでは、しばらくの間、政治の混乱状態が続くでしょうね。
ただいま衆議院選挙期間の真っただ中ですが、
今回の衆議院選挙の直前に、自民党が非公認の候補者に2000万円を渡していたことが、赤旗の報道によって明らかになりました。
自民党自身もそれを認めています。
赤旗、見事なビッグスクープです!
それらの候補者は、裏金問題の責任を取らせるために非公認としたはずです。
にも拘わらず、2000万円も資金提供して、実質的に支援するなんて、何のために非公認にしたのか解りません。
まさに、裏金議員に裏から金を渡したわけですね。
結局、自民党は選挙で負けない限り、何も反省などしないのです。
だからこそ今回の選挙において、国民からの審判をしっかりと受けさせないといけないのです。