こんばんは。

いつも「いいね」やコメントありがとうございます。



昨日、島中に掲示したポスターを見たご夫婦から「子猫を譲り受けたい」という連絡がありました。


連絡があった時、正直に言って、すごく複雑な気持ちでした。

まだ名前もないこの子を可愛がってくれる人が見つかったのはとっても嬉しいことです。
だけどこの子が家からいなくなってしまうのは寂しい。
うちで飼うのもアリだなぁと思い始めていたタイミングだったのでなおさら。


嬉しいけど寂しい。
寂しいけど嬉しい。
電話では「ありがとうございます」と言えたけど、本当のところを言うと、このままうちで面倒を見ていたい……。

そんな心持ちで電話対応しました。


譲り先のご夫婦は何回か島の捨て猫を保護された経験があるとのこと。
猫の飼育については勝手知ったるものだそうです。

お子さんは既に自立して家を出られていて、猫のための遊び部屋と広い庭もあり、すごく住み心地がよさそうでした。
猫を飼ったことのない我が家よりは子猫にとってのんびり暮らせる環境なんだろうな…と安心しました。


ただ「すごくヤキモチ焼きの先住猫がいるんです」と告げられたことが気がかりでした。

お子さんがお孫さんを連れて帰省されたり、捨て犬を保護して家に連れ込んだりすると、嫉妬してシャーッと威嚇するんだそうです。
庭に入ってきた野良猫をなでたり餌をやったりするだけでも許せなくて、何度も野良猫に襲いかかろうとしたんだとか。
大好きな飼い主さんご夫婦が自分以外の子どもや動物を可愛がっているのが許せないみたいです。

犬がヤキモチを焼いて拗ねることがあるのは知っていましたが、猫にもそういう性格の子がいるんですね。
「そこがまた可愛いんだけどね〜」と奥様がおっしゃっていて、思わず「わかります!」と頷いてしまいました。
実家で飼っていた2頭の兄弟犬も、片方ばかり構っているともう片方がスリスリと足元に寄ってきて、構ってアピールがすごかったです。
かわいかったなー。



話がそれてしまいました。

そこで今日は子猫を連れて譲り先のお宅にお邪魔してきました。

まずは子猫と先住の猫ちゃんに同じ屋根の下で数日過ごしてもらって、馴染めそうならそのままお譲りする。
どうしても無理そうであれば今回は残念だけどうちに返していただく…ということになりました。


お昼前に連れて行って、先方にケージごとお預けしてきました。
お別れする時すごく寂しかったです。


今頃どうしているか気になって気になって仕方ありません。

寂しくて鳴いていないかな?
先住の猫ちゃんに威嚇されて怯えていないかな?


義父も「あいつちゃんとエサもらったかなぁー」「慣れないとこ行って怖がってるんじゃないか?」と気にしてくれていました。
義父、すっかり猫にメロメロです。


このまま馴染んでくれれば安心して今後もお任せできるんですけどね。
本音を言えば、帰ってきてほしい……。


もし帰ってきたら、覚悟を決めて、我が家で一生面倒みようと思います。