さて、春の宮島釣行2日目、4月29日です。
この日は朝から雨が降っていて、かなり辛い状況
前日、釣りを満喫した子供達は仕事や用事があるとのことで、先にJRで帰りましたので、
今回は嫁さんと二人で参加です。
午前6時半出船。
この日も筏に上がります。
同じ筏には師匠と、神奈川から来た、かなり自信を持っている20代前半の若者と一緒です。
宮島の内海にしては結構荒れている方でしたね。
師匠は船の舳先に仁王立ちして海の状況を観察されていました。
前日と同じように、師匠のすすめのポイントで釣り始めることにしました。
ただ、小生が入ったポイントはまくり潮で、かなり釣りづらい状況
神奈川の若者があまりにアタリがないからといって、別のポイントに移動したため、
そのポイントに入りました。
そうこうしているうちに、嫁さんの竿が大きく曲がっています
上がったのは、ヒレピンで体高があるブリブリの48㎝のチヌでした。
また先を越されてしまった...
それから怒濤の3連発です
面白いように、40アップのチヌを上げていく嫁さん。
どうにも止めようがありません。
持ってる女は違います...
これには神奈川の若者もあきれ顔。
そうこうしているうちに小生の竿にもアタリが来ました。
合わせると、結構良い引きで35㎝のチヌゲット
これでこの日もボウズ逃れ
続いて、同じポイントでアタリ、合わせるとヒット。
強い締め込みを披露してくれたのは、43㎝のチヌでした
嫁さんは絶好調で、少しあたりが遠のいてもチヌを上げてしまいます。
潮の流れが止まって来たのですが、依然として上潮は流れてしまって、コマセと刺し餌のポイントが
ずれてしまいます。
前日に師匠に教わった、そんなときの釣り方を実践すると、竿先を抑えるアタリ。
合わせるとヒット。
先ほどの43㎝とは明らかに違う強い引きと重量感です。
何度も海中に竿先を引きずり込まれる強い引きを披露してくれたのは、
50㎝の年なしチヌでした
いや~、連日の年なしゲットなのですから、こんな良いこともあるんですね
その後も何とかアタリをとって、43㎝、45㎝のチヌを追加
それより、圧巻だったのが、師匠の釣りです。
一段落付いてから、おもむろに師匠は仕掛けを作って、釣り開始。
全く釣れなかったポイントで、瞬く間に3尾の45㎝のチヌを釣り上げておられます。
また別のポイントに移動して釣り再開。
やっぱり、あっという間に3尾の40アップのチヌを釣り上げておられました
この間、なんと30分強!!
小生が散々苦労して、8時間で5尾なのに、師匠はたった半時間で6尾。
さすが、全国にその名を轟かせる、チヌ釣りの神様です
午後2時半まで粘って、
嫁さん:20~48㎝のチヌ(40アップは10尾)のチヌ14尾
小生:35~50㎝のチヌ5尾
の釣果でした。
小生は連日の年なしゲット
夢のような釣りでした。
それもこれも師匠のおかげです。有り難うございましたm(_ _)m
それで、神奈川から来た若者はというと...
彼はかなり天狗になって自信過剰だったので、師匠はわざと助言をしないで、
天狗の鼻をへし折るつもりだったようです。
結局、終了1時間前までは、全くのボウズ。どうにも自信喪失でへこんでいました。
ところが流石師匠。
このままで終わっては彼のためにならないと、一緒に釣りをして教えます。
ポイントを作り、刺し餌を落とし込んで、馴染んだところで竿を彼に渡します。
すると、何といきなり、アタリが出て45㎝のチヌをゲット。
天狗の鼻をへし折るだけでなく、必ずフォローして逃げ道を作ってくれる優しい師匠です。
我々のような初心者に毛が生えた程度のアングラーよりも釣れなかった若者にとっては
何よりも得がたい経験になったのではないでしょうか。
実は彼は神奈川の方では釣りガイドを頼まれるほどの釣り師だったのですが、あまりにも
自信過剰で自慢が鼻について仕方ないほどでした。
小生もどうしても彼よりも先に釣り上げて、釣果も上回ることをしたかったので、その願いも
適いました。
小生夫婦も師匠の思惑通りにお手伝いできたのが嬉しいです。
さてさて、次は去年、忘れ物をした御荘湾でも再挑戦です。
山ちゃんも師匠も同行することを了承していただきました。
今から楽しみです
<4月29日のタックル>
リンカイアートレータ 06ー530
BB-XハイパーフォースC3000DXXG S Right
道糸 LIMITED PRO PE G5+ サスペンド 0.8号
ウキ 大知ウキ NABURA 00
ハリス LIMITED PRO MASTER FLUORO TOUGH-MUD 1.5号