こんにちは。
雅です。
今日は格闘技の話題です。
まずは昨日行われたone chanpionshipバンコク大会について。
一言で表すと、おもしろかった!!
昨日の大会はここ数回で一番よかった気がします。
なにせ大会開始前からワクワクできる対戦カードが目白押し。
日本人が戦うカードが3試合、あのアンディーサワーのoneデビュー戦、ムエタイの天才ノンオーの試合、そしてメインカードがボクシングWBCのチャンピョンシップ、というてんこ盛りの内容。
すこしづつ紹介したいと思います。
日本人の試合の中で戦前から注目されてたのはなんといっても青木真也選手の試合でしょう。
この試合に勝てば次戦は王座戦ですから否が応でも注目されます。
相手は打撃が強力なフィリピンの雄ティン選手。
試合開始早々青木選手がテイクダウン。
ティン選手が青木選手の頭をわきに抱えてフロントチョークの体勢。
青木選手は頭を抱えられてティン選手の上に乗ってハーフガードの体勢。
ティン選手のフロントチョークは決まる形ではないので、青木選手は頭を抱えられたまま冷静にハーフガードから抜け出してマウントの体勢へパス。
ここでティン選手の運がなかったか、フロントチョークの体勢で青木選手の頭を抱えていたものだから、青木選手は楽々と肩固めへと移行する。
ティン選手もそれに素早く反応し肩固めが決まらないポジションへと体をひねるも、そこは足間十段を自称する世界の寝業師青木真也選手が足で相手の体をうまくコントロールし、一瞬で相手を落として、試合終了。
試合前から青木選手が負けることはないだろうと思っていましたが、ここまであっさりと試合が決まるとはびっくりしました。
ティン選手もアジアのなかでは決して弱い選手じゃないですから。
ぜひ次の試合にも勝って、王座に返り咲いてほしいですね。
次に紹介したいのはアンディーサワー選手の試合。
この人の名前は格闘技をあまりしらないという人でも聞いたことがあるのではないでしょうか?
10年以上前魔裟斗選手が活躍したk1MAXという大会で2度も世界王者になったシュートボクサーです。
あの頃でまだ10代とか20代前半だったので今でも現役バリバリのスター選手です。
そんなサワー選手がoneに参戦ということで注目されていました。
結果から書くと、判定1-2で負けてしまいました。
これは相手の作戦勝ちでしたね。
相手はサワー選手より背が高くリーチで勝る上に終始足をつかってのアウトボクセで遠い距離で顔面にパンチをあててサワー選手が踏み込んでくるとクリンチという背の高さを生かした戦いをしてポイントを稼ぎました。
サワー選手のイライラが画面越しでも伝わってきて、サワー選手を応援していた人たちは一緒になってイライラしていたんじゃないでしょうか?
サワー選手には次の試合で頑張ってほしいですね。
応援しています。
みなさんノンオー選手というタイのムエタイ選手をご存知ですか?
たぶん多くの人はご存知ないですよね。
でもタイではすごく有名な選手です。
一度現役を引退するも、oneでムエタイやるならおれにやらせろと直訴して出場した選手。
このバンコク大会がoneデビュー戦。もちろんムエタイが国技のタイバンコクでの試合。
盛り上がらないわけがないこの試合。
試合開始前から会場の熱気が画面のこちら側まであふれてきそう。
試合は終始ノンオーペース。正直当たり前といえば当たり前の展開ですね。
すべての技術に差があり過ぎました。
相手の選手もよく粘りました。
結果は判定3-0でノンオー選手の勝利。
KOされなかっただけ相手の選手は素晴らしいと思います。
ムエタイのトップランカーとくにルンピニーのベルトを持ってる軽量級の選手はほんとに鬼強いです。
タイという国じたいが今から伸びてくる国ですのでムエタイも注目してみてください。
そして最後にメインイベントですよ。
格闘技界の歴史を塗り替えてしまいましたよ。
だって、MMAやキックボクシングの試合をする大会でWBCの王座戦をやってしまったんですよ。何がすごいか分からないかたのために例えると、オリンピックでチャンピョンズリーグの決勝戦をやるみたいな、もしくはフランス料理のフルコースの締めに銀座の高級寿司がでてくるような、それほどに豪華で贅沢でありながら、え?ここでそんなことしちゃう?みたいな異質なものが同時に行われる感覚ですね。
しかも王者はタイの英雄シーサケット。世界のパウンドフォーパウンドの一人ですね。
なんたってあのロマゴンを二回倒した男ですからね。世界の格闘技関係者が注目したであろうカードになりました。
試合はシーサケットが序盤から相手の懐にもぐり込み強烈なボディーをあてて試合の主導権を握ります。
中盤ですこし相手が盛り返しそうな場面もありましたが、シーサケットがボディーと顔面へのパンチを打ち分けて相手を追い込んでいきます。
シーサケットが試合前に宣言していいた通り7回が8回あたりでKOしそうな気配が濃厚になります。
しかしここであいての選手がすごかった。さすがWBCで世界ランカーになる選手はどんな選手でもすごいのでしょうね。
顔面は腫れてあきらかにボディーも効いていそうなのですが、倒れない。
結局最終回までシーサケットペースではあるものの相手選手は倒れず判定にまでもつれ込ませました。
本当に見ている方も熱くなれる試合にしてくれました。
結果は3-0でシーサケット勝利でしたが、相手選手をいつのまにか応援したくなるような素晴らしい試合でした。
相手の選手にはこれからも世界のベルトに挑戦してほしいですね。
本当に盛り上がった昨日のone chanpionship。日本時間の深夜2時まで放送があったので今日は朝から仕事で寝不足になってしまいましたが、それでも見る価値のある大会でした。
one chanpionshipはアベマTVで無料で見れますので興味をもたれたかたは一緒に応援しましょう。
さて話は少しかわって今夜日本が誇る天才井上尚弥選手が出場するWBSSが地上波フジテレビ系で放送ですね。
楽しみですね。
まあ軽く井上選手が勝ってくれるでしょう。
この話は明日また詳しく書きたいと思います。
みんなで井上選手応援しましょう。
ご愛読ありがとうございました。