私の愛する息子に触れたいです。




愛する息子に、触れられなくなったのは、

私のせいです。


決して消える事がない懺悔です。  




パニックになりかけた時、

気を落ち着かせる為に、とも兼ねた、

桜と白檀の香り。


愛する息子との共通の部屋で、

お線香、たゆらせましたが。



煙が立ち消える度に、

何度も付け直してしまいます。





無限ループです。


何度煙を立ち上げても、

煙が立ち消える度に煙を立てても、


この懺悔が消える、

という事は、決して無いのです。