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君の体温は
僕の
全てを
癒やしてくれた。
「色々ね、しっかりけじめをつけて、雅と生きてゆきたいのね…」
彼女は、
カーテンの隙間から差し込む夕暮れに、さっき渡したばかりの合い鍵を重ねて、嬉しそうに微笑んだ…
ねえ…
僕は、
忘れないよ。
あのキラキラしたオレンジ色をさ。
ずっと
ずっと
忘れないよ…
『風が止むまで~空を見てた~』
all produce by miyabi shimizu
all support by bridalsong.net
主題歌
『風が止むまで』
words&music by miyabi shimizu
angerina records powerd by bridalsong.net
もうすぐ
警察が
君を
連れ去ってしまうだろう…
僕らの
この温もりが、
別々の場所に
引き離されちゃうんだよ…
「そんな…の…嫌だよ…ね…」
…僕は、
君に頬を寄せて、声にならない想いを…
…呟いた。
君の上半身を抱え起こし、
何度も、
何度も、
抱きしめた覚えのある形を、
二人の温もりを、
目一杯に
感じていた…
「…僕だけの形に、君を変えるつもりなんてなかったんだ…
ごめんね…
ごめんね…」
君は、
意識があるのかないのか分からない表情をしたまま、
僕の泣き顔を
一回、
二回、
と力無く指と手で撫でた。
最後はもう…
僕は…
冷たくなった
君の
肩より下の腕に、
あざになる位、
…強く、
全身の力を
込めたし…
…君も、
心に残った全ての力を使い、
僕に何かを伝えようとしてくれていた気がした。
…君の口元が
ゆっくりと
動いた…
それが、
僕らの
最後の
会話になった…
…でも
それは、
…言葉じゃなかったんだよ…ね…
…それは、
二人にしか分からない、
小さな、
小さな、
…微笑みだった。
僕らが、
一番愛した、
君と僕の鼻と鼻がくっつく距離から見える、
愛しい
お互いの
表情だった…
…ボクハ
キミガ、
ホントウニ
ダイスキダッタ…
…ボクノ
スベテダッタ……
季節は
幾度か巡り、
ある日の事…
僕は、
徹夜明けで朝方から眠りに入り、
夕刻に
目が覚めた。
何故だか、
泣いてた。
記憶には残っていなかったのだが、悲しい夢でも見ていたのかも知れない…
涙を拭い、
身体を起こして立ち上がると、
カーテンの
隙間から、
あの時、
君と二人で描いた未来を映し出すあの光が、うっすらと差し込んで見えた。
それは、
僕らだけが知っている、
オレンジ色が
いっぱい
いっぱいに
溢れた、
二人が過ごした
あの部屋の
景色だった。
風が止むまで
君を
抱きしめている
あの日の君の
笑顔を信じた
僕を
愛して
生きていく…
オレンジ色は
優しく、
僕の部屋を彩っていた。
その時、
僕の部屋の鍵穴に、キーが差し込まれる音が聞こえた。
『風が止むまで~空を見てた~』
all produce by miyabi shimizu
all support by bridalsong.net
special thanks N
ーENDー
僕の
全てを
癒やしてくれた。
「色々ね、しっかりけじめをつけて、雅と生きてゆきたいのね…」
彼女は、
カーテンの隙間から差し込む夕暮れに、さっき渡したばかりの合い鍵を重ねて、嬉しそうに微笑んだ…
ねえ…
僕は、
忘れないよ。
あのキラキラしたオレンジ色をさ。
ずっと
ずっと
忘れないよ…
『風が止むまで~空を見てた~』
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主題歌
『風が止むまで』
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もうすぐ
警察が
君を
連れ去ってしまうだろう…
僕らの
この温もりが、
別々の場所に
引き離されちゃうんだよ…
「そんな…の…嫌だよ…ね…」
…僕は、
君に頬を寄せて、声にならない想いを…
…呟いた。
君の上半身を抱え起こし、
何度も、
何度も、
抱きしめた覚えのある形を、
二人の温もりを、
目一杯に
感じていた…
「…僕だけの形に、君を変えるつもりなんてなかったんだ…
ごめんね…
ごめんね…」
君は、
意識があるのかないのか分からない表情をしたまま、
僕の泣き顔を
一回、
二回、
と力無く指と手で撫でた。
最後はもう…
僕は…
冷たくなった
君の
肩より下の腕に、
あざになる位、
…強く、
全身の力を
込めたし…
…君も、
心に残った全ての力を使い、
僕に何かを伝えようとしてくれていた気がした。
…君の口元が
ゆっくりと
動いた…
それが、
僕らの
最後の
会話になった…
…でも
それは、
…言葉じゃなかったんだよ…ね…
…それは、
二人にしか分からない、
小さな、
小さな、
…微笑みだった。
僕らが、
一番愛した、
君と僕の鼻と鼻がくっつく距離から見える、
愛しい
お互いの
表情だった…
…ボクハ
キミガ、
ホントウニ
ダイスキダッタ…
…ボクノ
スベテダッタ……
季節は
幾度か巡り、
ある日の事…
僕は、
徹夜明けで朝方から眠りに入り、
夕刻に
目が覚めた。
何故だか、
泣いてた。
記憶には残っていなかったのだが、悲しい夢でも見ていたのかも知れない…
涙を拭い、
身体を起こして立ち上がると、
カーテンの
隙間から、
あの時、
君と二人で描いた未来を映し出すあの光が、うっすらと差し込んで見えた。
それは、
僕らだけが知っている、
オレンジ色が
いっぱい
いっぱいに
溢れた、
二人が過ごした
あの部屋の
景色だった。
風が止むまで
君を
抱きしめている
あの日の君の
笑顔を信じた
僕を
愛して
生きていく…
オレンジ色は
優しく、
僕の部屋を彩っていた。
その時、
僕の部屋の鍵穴に、キーが差し込まれる音が聞こえた。
『風が止むまで~空を見てた~』
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special thanks N
ーENDー

