ツライと云われる抗がん剤副作用だが、幸い自分は想定内。
目に見える体の変化で言えば
当然ではあるが髪は抜け、体毛も少しずつ抜け落ちてる。
それと白血球が少なる事で起きる吹き出物、口内炎、末梢神経の痺れ等、
そんなもんだけなら十分メンタルを保っていられる筈だったが、
日曜の夜夜中にトイレに起きた時、思わぬ形で、別の形で訪れた。
トイレに起き、布団から出てトイレに向かう途中、足元の目覚ましを踏みつけ
バランスを崩し転倒!
ただ倒れただけなら良かったもののテーブルの角に脇腹を強打し肋骨骨折。
丁度、肝臓のあたりを強打した為、1時間くらいは悶絶。
この時、死ぬほどの苦しみでは無いなと認識していたが、
確実にあばら骨は持っていかれた感はあった。
翌日、カミさんが近くの整形外科に問い合わせし、診察すると、見事に2本折れていた。
新たな計画を立てていた月曜の朝、痛みだけを凌ぐだけで精一杯だ、余計な事は考えられずだった。
とにかく安静第一なのだが、身の回り、最低限の事が出来なければ迷惑が掛かる・・・
特に困るのがトイレ。
寝て安静していても起きなければ用を足せない!
起き上がるにも脇腹に力が入ると激痛が走り体を起こせない。
四つん這いになるにも腕の力が逃げ、痛みが来ると固まってしまう・・・
恥ずかしながら2回失禁してしまった。
決して誰かを悪く言う訳ではないが、残りの人生が誰かの負担になるなら安楽死を選ぶ。
そう思う人間にとって生きる事が辛く感じてしまう瞬間だった。
骨折から3日が過ぎ、ようやくコツを覚え、寝起きは自力で出来る様に。
そうなれば仕事に出向きたいという欲は自分にとっては当然の事で、車に乗り込むと普通に運転が出来た。
幸い、長距離を走る事が多い故、シートは電動リクライニング付きのレカロに変えてあり、
サポート性に優れたシートは体を包み込み、余計な揺れを抑えるため、フリーでハンドル操作が出来る。
3日目にして仕事場に!
ただ、事務関係しか出来ないが何もしないで寝ているよりマシ!!
4日目になるとやらなきゃならない工程が見える様になり、何かをしたくても力が入らない・・
情けないな・・・歯がゆいな・・クソ・・・
今の自分には安静は要らない!焦っても仕方ない事は解るが、貴重な時間が削られていく。
自暴自棄になってしまった訳じゃないが、覚せい剤が欲しいと思った事もある。
少しの間、今は耐えよう。