ジジイの言葉。
人間には絶対出来ない事がある。
傍目には完璧に映る人間だって超えられない壁は絶対あるんだって!!
それは死んだ爺さんが俺に残した名言であり、求めなきゃいけない理想像でもある。
人間には絶体に出来ない事・・・
それは真円を描く事!!
機械や治具を使わずして真円は描けないのが人間である。
人間関係然り、家族、心を許せる友達との間柄であっても円滑な真円を描く関係は難しい。
何が言いたいのかと云えば「限りなく真円を描く努力」が大切なんだって事。
出来ない事は解っている・・・
100%なんて存在しない事も知ってる。
ただ、出来ない事への試みは人間を強く、そして豊かにする。
強く、豊かな人間は他人にも温かい。
雅丸には数多くの恩人が居る。
この世には居ないが、サト爺、本七尾鉄男さん。
命を賭してまで鍛えてくれた故人ではあるが雅丸の心の中で生きている。
現にこの言葉は故人の教えである。
だから今も生き続けている。
また現在の雅丸を鍛えてくれた人は沢山いる。
本当に感謝でしかない人生をありがとうございましたと生きて来た証にはお礼を残したい。
すぎのや本陣という和食チェーン店を御存じだろうか?
茨城県を拠点に千葉、埼玉、栃木、仙台と北関東を中心に展開する飲食店である。
中心に飯田博氏という創業者(現在会長職)が率いる。
雅丸は元々飲食業職人として君臨してきた過去がある。
飯田博氏も恩人の一人で、この方の人間性は底抜けに暖かい事!
阪神淡路大震災、東日本大震災、また甚大災害地に出向き、全店休業、全従業員が炊き出しをして来た事実。
40店舗を全店休業させ観光バス10台チャーター、1000人規模で被災地に救いの手を伸べる。
俺はこんな社長を見た事が無い!!
社訓には感謝という言葉が常にある。
通常の企業なら飾り文句だが、これを実行に移せる企業など皆無だろう。
怒った時はメチャクチャ怖い・・・
でも、人間として大切な何かを厳しく教えてくれた。
その企業も今回のコロナウイルス騒動で1億円規模の損失を抱えている。
実は昨日、雅丸は会長に会ってきた。
会長は言う・・・
人員削減が一番簡単なんだけどな・・・
でも、俺には出来ねぇ~よ!
今まで一緒に頑張ってきた仲間をそんな簡単に捨てられるかよ!!
今は厳しいけど50年もやってきたんだから負ける訳にはいかねぇし、何とかなんだろ!
俺は簡単には諦めないよ!!
だからお前も頑張れ!と・・・
正直、帰りの車で涙が出た・・
底抜けの暖かさと利益より人間を思う心にこう在りたいと願った。
日本の宝と云えば大袈裟かも知れないが、失くしてはいけない存在である事は間違いない。
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雅工房 雅丸