18日に行われたアイスリボン道場マッチ。メインで勝利した真白優希が「勝ったぞーっ!」と一言叫ぶと続けて「MIKI選手、見た目通りにめっちゃ強いですよね。恐かったぁー。ヤバかったですよね。MIKI選手が来た時にはフォール取られそうでビビってたんですけど、なんとか無事に丸め込みました。MIKIさん、今日の感想をどうぞ。」と試合の感想を述べるとMIKI Fortuneにマイクを渡します。強敵相手でもしっかり結果を残すところが今の真白の使命感のように思えます。

 

 

マイクを渡されたMIKIは当然ですが英語で話し始めます。一通り話した後Yappyが「わかる?」と周囲に聞いてから通訳します。

 

 

Yappyの通訳によると「オーストラリアから1番良い日本の女子プロレスラーを探してアイスリボンで見つけました。1人いました。真白はちょっとだけギリギリで勝った。」と真白を称えながら強気な部分も出していたようです。ただ真白はもっと自信をもっても良いと思いますし、これをきっかけで世界に立ち向かう選手になってほしいです。

 

 

MIKIは続けて「でも次の試合は大阪で必ず勝ちます。」と次週の大阪での必勝を誓っていました。結果から言えばMIKIの必殺技でもあるフロッグスプラッシュで復帰戦となった海乃月雫から勝利。まだ完全な映像が配信されてないのでどんな内容かは確認出来ていませんが、この技は海乃も使っている技ですので相当悔しかったでしょうし、海乃にとっては良い勉強になったのではないでしょうか。

 

 

真白が翌日の上野大会の告知をして参戦選手をリングに上げると締めのコールを行いましたが、ここで『涙サプライズ!』が流れ出します。

 

 

トトロさつきが音頭取りを行い17日の杏ちゃむ、20日のMIKIの誕生日祝いを行いました。これまで所属選手のお祝いはありましたし、それと一緒にゲスト選手もというのはありましたが、ゲストだけ単独というのは初めてではないでしょうか。

 

 

誕生日の抱負を聞かれた2人。杏ちゃむは「皆さん、こんなにお誕生日を祝ってもらえると思わずありがとうございます。」と感謝の言葉を口にすると「昨日誕生日で今日試合ができたことが本当に嬉しいです。ありがとうございます。19か20歳くらいにデビューしてまだまだやる気でいますので、よろしくお願いします。」と語った後「年齢は非公開でお願いします」と言ってましたがさり気なくデビュー時期を話してますので若干天然なところがあるのかも知れません。確か弓李と同年代だったと話が出ていた記憶がありますけど。

 

 

MIKIは再びYappyの通訳を介して「何回も日本に来たい。何度もアイスリボンの選手と試合がしたい。いっそ日本に引っ越してこようかな。」と語りました。そもそも妹が日本に在住してますし、今回は日本のプロレスを体感して正式に日本に腰を据えてという事になるのでしょう。ただ定住となればこれだけの選手ですから、妹が所属している東京女子他各団体が放っておかないと思います。こういう時にアイスリボンの立場が弱いのはいつもの事です。再来日の際に如何にMIKIを呼び込めるかが今後のアイスリボンの方向性も左右していくと思います。

 

 

MIOレフェリーが記念撮影タイムと勘違いして選手をロープ際に集めた為、その位置で杏ちゃむとMIKIが「プロレスでハッピー、アイスリボン!」とコール。そのまま記念撮影となりました。トトロやらこの日は会場にいませんでしたが松下楓歩など膝の負傷欠場者がいるので暫くはこのようなエンディングシーンが見られるかも知れませんね。

 

 

リーグ戦3試合に外国人選手の日本デビュー戦とコンパクトでありながら内容は充実していた大会。ただこれをどこまで事前に訴求出来るのかが今後の課題でしょう。広報部長の藤本つかさがこの日もSTARDOMのビッグマッチに参戦するなど、限定復帰において各団体に引っ張りだこの為に自団体のPRもままならない様子。如何に他の選手が盛り上げていくかがこれからの課題なのではないかと思えた道場マッチでした。

 

 

大会後に握手を交わす真白とMIKI。二人が次に交わるのはいつになるのでしょうか?早期実現を期待したいものです。因みにこの道場マッチのオープニングに登場した選手はどうやら次回の道場マッチに単発参戦するようですので、その時に改めて触れていきたいと思います。

 

 

次回からはこの翌日に行われた上野大会について振り返っていきたいと思います。