昨日前回の記事を更新した後、今回のヒビヤガーデンでのアイスリボンの大会のスコアリリースが公式サイトにアップされました。観客動員は第1部は68人、第2部が140人だったようです。ただ前回も書きましたが柵の外から見ようと思えば立ち見で可能でしたので実際にはもう少し見ていたようには思えました。そして気になったのは有料興行という事でお出かけプロレスというイベント興行でありながら公式大会同様のナンバーシリーズの扱いにした事ですね。試合によっては前哨戦としての要素があったからナンバーシリーズにしても良いとは思うのですが、シチュエーション的にはナンバーを付けるのはどうなのかなという思いはあるのですけど・・・。既に8月までナンバーが確定しているので前回の道場マッチが964なのですが、今回は988・989になったようです。今更なのでこの記事のタイトルはナンバーは付けませんけど。

 

という事で第2部の前説が終わり試合が始まりました。今回も試合毎に記事を書いていきます。

 

 

◆第1試合 シングルマッチ
×松屋うの (6分22秒 でんでんむし) つくし〇

 

 

今回レフェリーは全試合バニー及川が担当しました。当面は二刀流で行うようで明日の仙台もレフェリーとしての参加。この辺りが今のアイスリボンのお家事情もあるのでしょう。出来れば選手としての経験値を上げる事も必要な気もするのですが・・・。

 

 

この手の興行では見た目がポイントになるオープニングマッチ。そういう意味ではうのとつくしという身長差のある2人のシングルは初見の人には解り易い組合せだったと思います。ただ実力的には小柄なつくしが格上ですし、試合そのものも全体的につくしのペースで進んで行きました。それも小悪魔戦法を全開にしていきますから、自然とうのへの声援が多くなっていきます。もっともファーストコンタクトでコール合戦になった際にうのの方がコールが多かったのは1部でつくしが鈴季すず相手にダイビングフットスタンプで勝っているのもあるのかな。

 

うのも自分の持ち技をフル活用して反撃しますが、つくしを追い込むまでには至らず。最後はつくしのでんでんむしが決まって連勝。トドメに最近よく行っている手の甲をフットスタンプで踏みつけるという行為をして退場していきました。試合中にも出していましたし、普段見ないお客さんにとってはベビーフェイスながらもナチュラルヒールの印象を持った人もいたのではないか心配ですね。

 

 

非公式試合と捉えれば楽しい試合で良かったのですが、公式試合(ナンバーシリーズ)と捉えるとうのはかなり厳しい内容でしたね。見せ場は作りましたが、勝てる雰囲気はそれ程見られませんでした。それなりに技を持っているのですけど、上位に勝つには何かが不足している印象は否めませんですね。願わくば折角柔術で結果を出してきているのでサブミッションで先輩超えを出来る何かがほしいのですけどね。

 

 

 

この大会らしさが出た第2試合は後日書くこととします。