ストーリーは常に動いています。26日のアイスリボンハロウィン興行から昨日の大阪大会を経て、新たな展開を見せています。バタバタとハロウィンリボンの感想を書いたのでまとめに代えて幾つか気になった事を書いておきます。

 

今年のハロウィン興行は平日興行という事情もあり出られない所属選手もいました。実際のハロウィンは明日31日ですから出来ればこの週末に開催するのが良かったと思います。本来なら昨日の昼にお道場マッチを行い今日が大阪なら良かったのですけど、様々な興行スケジュールの都合がそうさせたのはやむを得ない事だったのでしょう。ただ学生などコスプレを楽しみにしていたと思いますからその辺りは来年以降は改善してほしいですね。

 

演出も昨年までとは違ってました。これまでは場内を開場時間から暗転してスモークを焚いていたのですが、今年は装飾はあったものの暗転もスモークもなし。はらあいリングアナウンサーが声色を変えてなければ単なるコスプレ興行とも言える感じでした。そのコスプレも例年だとスタッフも仮装していましたが、今年は選手のみでした。それも受付で見守った紫雷美央のジャッジはゲストのWAVE勢の思い切りの良さに軍配を上げています。ハロウィンの本質を考えると疑問符かも知れませんが何人も被るコスプレであるのなら、長浜浩江のバカ殿様や水波綾の女豹のように意表を突くコスプレを仕掛けた方が良かったと思いますしスタッフもコスプレした方がハロウィン興行らしかったと思います。

 

試合そのものはアイスリボンらしさを打ち出したものでした。今回WAVEからゲストが3人参戦しましたけど、『コミカル&セクシー』をスローガンにしているWAVEでも今回のような試合形式をベースにした興行は行っていないと思います。それは大畠美咲の発言に裏付けされています。コスプレマッチやコスチェンマッチの面白さはアイスリボンの専売特許と言えるものですからどんどんアピールしていってほしいと思っています。

 

アピールという意味では座談会で他団体参戦情報を行っていますけど、少しでもメディア出演があればアピールしてほしいです。一部のプロレスファンなら有名なラジオ番組・HBC北海道放送の『ラジプロ』という深夜番組に『リレーバトル』というプロレスラーがリレーで毎週回してい

ってパーソナリティのあらいけいさんの電話インタビューを受けるコーナーがあります。北海道遠征の前にもテキーラ沙弥と星ハム子が出演した事があり、現在長浜からの流れで雪妃真矢を経て今日の早朝の放送は長崎まる子が出演していました。ところが北海道組はアピールしてましたが現在のリレーではアピールがありません。結構話している内容も良いですし、以前は道外だと数日遅れでポッドキャストで聴くしかなかったコーナーですが、今ではrajikoプレミアムで全国リアルタイムで聴く事が出来ますし、タイムフリー機能で1回限りですが8日以内なら後で聴く事も可能です。次回は弓李のようですからその辺り団体が指導してでもアピールさせてほしいです。

 

まさに『プロレス界のパワースポット』を体現したハロウィン興行。今日も羽村や高円寺でハッピーを振り撒いてくれるでしょう。そして来年もこのような楽しい興行を満員の元で行ってほしいと思っています。