おなじみピーター・ブルック氏のBOUFFE DU NORD劇場で

KAFKA'S MONKEY

観に行って参りました。

馬で世界を駆け巡る:パリの大和撫子徒然草-Kafka's Monkey
ここの劇場、大好きです!


馬で世界を駆け巡る:パリの大和撫子徒然草-Kafka's Monkey
シンプルなSCENOGRAPHY


カフカが1917年に執筆した短編『A Report to an Academy』が元になっています。RED PETERというアフリカで捕獲されたサルによる、モノローグです。皮肉いっぱいに、猿である自分がいかにして人間になったか、という現代でも非常にリアルでタイムリーなテーマです。



KATHRYN HUNTERによるモノローグ。

この役者さん、すでにこちらの劇場でシェークスピアのソネットの単独朗読、

LOVE IS MY SIN



SAMUEL BECKETTの短編劇

FRAGMENTS

で観ております。

毎回、彼女の表現力には圧倒されます。

大したセノグラフィーもなく、テキストだけでここまで圧倒できる役者さんも少ないのではないでしょうか?

KAFKA'S MONKEY
Adaptation Colin Teevan
Mise en scène Walter Meierjohann
Décor Steffi Wurster
Costumes Richard Hudson
Lumière Mike Gunning
Son et musique Nikola Kodjabashia
Chorégraphie Ilan Reichel
Avec Kathryn Hunter


Théâtre des Bouffes du Nord
37 bis, bd de la Chapelle
75010 Paris

Merci beaucoup
みやび