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告白的恋愛論
すっかり忘れていたのですが、
渡辺 淳一氏の「告白的恋愛論」とともに、こちらも読んでいました。おまけに同じ週末に読んだのだと思う、、、
さて、こちらは医学的、生物学的観点からも含めての男女の違い等々を考察しながらの、男性から見た男性への恋愛(というより口説き)指南書です。
一部、確かに世代的な観念の古さもあるのですが、ベースのところの人間の生物学的考察は間違っていないと思います。だからといって、
この本が読者から受け入れられるか?
というと、そうでもないかも、、、
渡辺 淳一氏は善し悪しを説いているのではなくて、男女の造りと機能から分析、検討しているのであるのですが、そういう現実(少なくとも仮説)があまりにも生生しすぎて、受け入れられないという読者は多いと思います。特に女性読者に多いのではないかなー?
男性の行動がすべて本能に捕われているというわけではなく、しかし根本には本能がベースになっている、と著者は言っていると思うし、そういう点では非常に的を得ていると私は思います。
だから、女性も
男性は下半身だけの生き物だ
と考えるのではなく、そういう部分が影響している、ということがこの本から分かれば、変な失望をすることがなくなると思うこともなくなるかも。良くても悪くても、男女ともある行動体系がありますから、それを医学的、生物学的知識を持った文学者の説明はあっても損ではないと思います。
まあ、著者が言っている事は、特に新しい事でもなんでもなくて、すでによく知られた説ではありますが、読みやすく具体的な表記であるのが良いと思います。
例えば
「男は振られる生きものである」
では、精子と卵子の数の比較からの説ですが、私もそうだと思います。モテることを自慢する女性は多いですが、妙齢の女性に男性が群がるのは実は
あたりまえ
のことだと思います。美人ならさらにモテるわけですが、はっきり言って女性ならだれでもそういう状態だと思います。群がってくる男性は、特定一人に群がっているわけではありません。同一男性は複数の「美人」に群がりにいきます
もちろん文化によって目に見える求愛行動は多少違います、、、
そして女性の方は、いろいろな戦略を使って男性が他へ群がるのを防ごうとするわけです
これ、愛のささやきだったりー、セックスだったりー、お料理だったりー、お化粧だったりー、、なんでもありですよん。(一番上手くいく方法を使いましょう)
また、
「容易に許す女は軽いのか」
の章は多くの女性の反感を買うかもしれませんが、かなり的をついている説だと思います。著者は「そうではない」と言っていっているのですが、どうしてそういう先入観があるのかも上手に説明しています。確かに観点が男性側のものであるから、という女性の意見もあるかと思います。
私個人の意見としては、女性がこの説を受け入れないのは、多くの女性がセックスを切り札として使ったり考えたりするからなのではないかと思います。セックス自体を最大の武器としているのかもしれませんね。もちろんそれもありですが、武器が多ければ多い女性ほど、セックス自体にはそれほど拘らないような気がします。
一部、彼の個人的な嗜好というか、文化的、年代的嗜好で分析されてしまっているところもあると思います。例えば、「男性は白い下着が好き」みたいなこと。これは国や文化によってかなり変わる男性の嗜好ですから、生物学的、医学的根拠はまったくありません。。。あくまで、日本文化では、ということだと思います。フランスあたりでは白い下着は多くの男性にとってはダサすぎるかも、、、です。
薄ピンクやベイビー・ブルーなんかも、こちらでは赤ちゃん色ですからいまひとつ評判悪いかもですね、少なくともロリコン以外の男性には
Merci beaucoup
みやび
告白的恋愛論
すっかり忘れていたのですが、
渡辺 淳一氏の「告白的恋愛論」とともに、こちらも読んでいました。おまけに同じ週末に読んだのだと思う、、、
さて、こちらは医学的、生物学的観点からも含めての男女の違い等々を考察しながらの、男性から見た男性への恋愛(というより口説き)指南書です。
一部、確かに世代的な観念の古さもあるのですが、ベースのところの人間の生物学的考察は間違っていないと思います。だからといって、
この本が読者から受け入れられるか?
というと、そうでもないかも、、、
渡辺 淳一氏は善し悪しを説いているのではなくて、男女の造りと機能から分析、検討しているのであるのですが、そういう現実(少なくとも仮説)があまりにも生生しすぎて、受け入れられないという読者は多いと思います。特に女性読者に多いのではないかなー?
男性の行動がすべて本能に捕われているというわけではなく、しかし根本には本能がベースになっている、と著者は言っていると思うし、そういう点では非常に的を得ていると私は思います。
だから、女性も
男性は下半身だけの生き物だ
と考えるのではなく、そういう部分が影響している、ということがこの本から分かれば、変な失望をすることがなくなると思うこともなくなるかも。良くても悪くても、男女ともある行動体系がありますから、それを医学的、生物学的知識を持った文学者の説明はあっても損ではないと思います。
まあ、著者が言っている事は、特に新しい事でもなんでもなくて、すでによく知られた説ではありますが、読みやすく具体的な表記であるのが良いと思います。
例えば
「男は振られる生きものである」
では、精子と卵子の数の比較からの説ですが、私もそうだと思います。モテることを自慢する女性は多いですが、妙齢の女性に男性が群がるのは実は
あたりまえ
のことだと思います。美人ならさらにモテるわけですが、はっきり言って女性ならだれでもそういう状態だと思います。群がってくる男性は、特定一人に群がっているわけではありません。同一男性は複数の「美人」に群がりにいきます
もちろん文化によって目に見える求愛行動は多少違います、、、
そして女性の方は、いろいろな戦略を使って男性が他へ群がるのを防ごうとするわけです
これ、愛のささやきだったりー、セックスだったりー、お料理だったりー、お化粧だったりー、、なんでもありですよん。(一番上手くいく方法を使いましょう)
また、
「容易に許す女は軽いのか」
の章は多くの女性の反感を買うかもしれませんが、かなり的をついている説だと思います。著者は「そうではない」と言っていっているのですが、どうしてそういう先入観があるのかも上手に説明しています。確かに観点が男性側のものであるから、という女性の意見もあるかと思います。
私個人の意見としては、女性がこの説を受け入れないのは、多くの女性がセックスを切り札として使ったり考えたりするからなのではないかと思います。セックス自体を最大の武器としているのかもしれませんね。もちろんそれもありですが、武器が多ければ多い女性ほど、セックス自体にはそれほど拘らないような気がします。
一部、彼の個人的な嗜好というか、文化的、年代的嗜好で分析されてしまっているところもあると思います。例えば、「男性は白い下着が好き」みたいなこと。これは国や文化によってかなり変わる男性の嗜好ですから、生物学的、医学的根拠はまったくありません。。。あくまで、日本文化では、ということだと思います。フランスあたりでは白い下着は多くの男性にとってはダサすぎるかも、、、です。
薄ピンクやベイビー・ブルーなんかも、こちらでは赤ちゃん色ですからいまひとつ評判悪いかもですね、少なくともロリコン以外の男性には
Merci beaucoup
みやび