何のために生まれてきたのかわからない・・・。
私の才能って何なのかしら・・・。
楽しい人生をおくるにはどうすれば
良いのかわからない・・・。
こういう考えが浮上する時は
自己肯定力が下がっている可能性が大です。
そして自分自身を俯瞰できず
望遠鏡のような限られた視界の中で
一生懸命あなたを見ようとしている状況です。
もしくは
現状を直視せず、変化を恐れ、今の環境に満足してしまって
いる状態です。
これは水を張った鍋に入れられ、火にかけられた
カエルの状態です。
最初はお水が温かくなり、ぬくぬく。
少しづつ温度が上昇。
お水の温度変化に氣付かず、鍋の中にいるカエル。
お湯が沸騰した時には・・・チーン。
ユデガエルに。
自己肯定力を高める方法は
自分の良い所を褒めて自信をつけること。
褒める事がない、褒めることができないという方。
美しいものを沢山見ると良いのです。
美しい言葉を使うことです。
美しいものを沢山纏うと良いのです。
美しい環境をつくると良いのです。
それでもまだ
自信がつかないという方は、
一人旅にでてみてください。
当たり前に思っていたことが
当たり前でない事に
氣付くはずです。
さて、当たり前と思っていること。
当たり前だと思っていること、どんな事があげられますか？
もしかしたら
当たり前って、思い込みではありませんか。
ではこの当たり前はどうやって
作られるのでしょう？！
実は親からです。
知らない間に色々なことが刷込まれています。
親離れできていない、
親元に暮らしているという方は
自己肯定力をたーくさん上げなければ
なりません。
親元に暮らしているというのは
親の敷地内のみの、限られた視界を持ち
お庭に咲いているお花や木々をいつもチェックし
何か問題がないか、
庭を見てはモグラが穴をあけないか
目を光らせている、
そんな状況です。
本来なら成人したら親元から旅立ち
あなた自身の場を設け、
あなたらしさを表現したり、交友することで
今まであたりまえだと思っていたことが
実はあたりまえではないことに
氣付くのです。
私も就職した時、研修先で洗濯機の使い方を
知らず、洗剤を入れ過ぎて
部屋中を泡だらけにして先輩からお叱りを受けたり、
食事の時に、つまらなそうに食べると言われ
自分の食べる姿を鏡でチェックしました。
一人で映画館に行ったり、
アメリカやヨーロッパを一人で
美術館巡りすることは
私にとっては当たり前でしたが
社会人になって周りに話すと
リスペクトされたり驚かれたり。
日常生活の小さなことも含め、
今まで当たり前だと思っていたことが、
世間一般とは違うことが多々あるということが分かり、
大きな氣付きがありました。
当たり前だと思っていたことが
当たり前ではないということで
私という存在をどんどん感じることができたのです。
当たり前だと思っていることを
改めて大きな視点で見つめると
あなたが唯一無二の存在であることを実感でき、
個性が明確になります。
あなたの良い所はどこですか？
沢山答えが出ればでるほど、
あなた自身を認めていること。
逆に、なかなか出てこないということは
あなた自身を認めていないことです。
あなたがあなたを認めなければ
周りの人もあなたを認めにくいはずです。
そしてあなたと相性の良い人が
なかなか現れないでしょう。
「あなたって真面目ですよね？」と言われ
『真面目なことってあたりまえですから
褒められることではないです。』
「勉強家で前向きですよね？」と言われ
『勉強するのはあたりまえですから、
褒められることではないです。』
「その服お似合いで素敵ですね」と言われ
『いえいえ、そんなことないです。
もっと似合う方もいますから。』
と言ったお返事をしてしまう方。
そうでしょうか？！
何と戦っているのかしら？！
もしくは何かと比較しているのでは？！
褒められたら
受け取り上手になる事も大切です。
褒められた時
『いえいえそんなことありません。』というのは
キャッチボールで言えば、
投げられたボールを避けている状態に似ています。
もっとあなたを可愛がってみませんか。
親と一緒に暮らすと、
育ててくれた親のほうが
上だと当たり前のように思ってしまいますから、
あなた自身を知らず知らずに
卑下してしまいがちです。
親をリスペクトするのは大切ですが
あなたをリスペクトすることは、
もっと大切です。
親という囲いから飛び出して
大きな世界をみてみませんか。
あなたはもっと
沢山の才能や美しさを持っていることに
氣付くはず！！！
海外を一人で旅してみると
文化の違いや壁にぶつかります。
その時どのようにして乗り越えるか
あなた自身で考え行動することが
人生の糧になります。
親元にいると
限界を超えることをしません。
限界を超えたところに達成感という
喜びが待っているのですが、
この喜びを知らないと
火にかけられた鍋の中にいる方が良いと勘違いした
カエルの道を選んでしまうかもしれません。
自己肯定力を上げるには
色を感じ
あなたにあった服をまとい
親元から船出をし、
世間という大海原を航海すると良いのです。
美は癒しであり、エネルギーです。
そして服はあなたの分身で味方です。
色は振動していますからパワーの源でもあります。
色のある、あなたにあった服をまとい、
周りから褒められるように
意識してみてください。
あなたがあなたを認め、あなた自身を褒める事が
いとも簡単にできれば
素敵な人と出逢ったり、
仕事ものりに乗っていくことでしょう！
素敵な日々を
愛＆感謝とともに
池本紫
再度アップ2014.6.3記事