昨日は病院での院内研修でした。

こういった事はよくある事なの
ですが…
特に専門職、昨日のように看護の
方々や介護の方々へ向けての研修会や
勉強会後に何人かの方が声をかけて
下さるのですが……

私がこう言った場で気にかけている
のは、参加して下さる専門職の方の中
にも大切な方を亡くされた経験をして
いらっしゃる方がいるだろうと思い
ながらお話しをしています。

時に、話しを聴いていて色々な事を
思い出して辛くなってしまう方も
いらっしゃるので。

昨日も研修が終わり帰る準備をして
いた時に1人の方が両親を見送り、
またつい最近、ご主人を事故で
見送ったお話しをして下さいました。

ご両親もご主人もエンバーミング
(ご遺体の衛生保全技術)をされた
との事。
その中で、ご主人の最後のメイクに
ついて目にいっぱい涙を溜めて
お話し下さった内容をお聴きして、
申し訳ない気持ちになりました。

元々あったおでこの痣は生前は
隠す事はなかった。
亡くなってから、そこを傷と認識
されたのか綺麗にカバーをされて
戻ってきた顔が全体的に厚塗りメイク
をされていて、彼らしくなかったと……

帰りがけに、このお話しを私にして
下さったと言う事は、奥さまにとって、
未だにその事が消化されていないんだ
と思いました。

私が死化粧の講習の中でお伝えして
いて、1番うるさく言っているのは、
私達の感覚だけでやってはいけない、
家族にとって亡くなった方のその
人らしさをしっかり聴き取り形に
していく事。ただ綺麗にする事が
目的ではないという事なのですが…

でも、昨日はその方とお会い出来て
良かったと思いました。
心のうちを話して頂けたので…

また、別の方は娘さんを最近亡くされた
お話しをしながらご自身の心情を短い
時間にお話し下さいました。

専門職だから、逆に中々自分の
気持ちを出せない…そんな事があるの
だろうと感じます。

私には聴く事しか出来ないのですが、
大切なお話しを話して下さった内容を
私達の現場に投げかけていきたいと
思います。