例え、その行為が君にとってあからさまな間違いであるとしたって構わない。

可能性の扉をノックし続けていたい。

この世界は可能性の塊であり、また我々も可能性の一部に過ぎないと考えるからだ。

不確定性こそが、人間及びこの世界の真理なのだ。

不確定性こそが真理であるとは、言葉遊びのように聞こえるかもしれないが僕はこの世界をその様なものだとしてとらえている。

それでも、そんな真理に逆らい自らの理性をもって自らの道を確定させていく試みを僕は馬鹿にはしたくない。それこそが努力であるとも僕は考えるからだ。

 

君の世界は良くも悪くも君によって創られている。そして、君自身というのは果たして世界のことをどれだけ認識できているだろうか。君が無理だと諦めた、君の夢は果たして本当に叶えることができなかったのだろうか。また、君は自分の可能性をあきらめてはいないだろうか。自分は何もできない、他人と比べて劣っていると思い込んではいないだろうか。

そんな自分を苦しめるだけの自虐的な思い込みによって、この世界の可能性から目を遠ざけてはいないだろうか。

 

僕はそんな風にまだ見ぬ君を思うことがある。

 

届けなくてもいい言葉だったのかもしれない。心に留めておくべき言葉だったのかもしれない。それでも、僕は可能性に賭けて扉をノックした。

 

反省は続けて生きていく。ー僕は聡明に生きていたい、そんな自分を創る為に。