みっくす日和〜保育士が双子を産みました〜

みっくす日和〜保育士が双子を産みました〜

保育士が育てるミックスツインズまめすけ&もちこの成長記録

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大変ご無沙汰しています。


ブログ絵を描いてくれている
ohayo.ちゃんが
現在多忙な上に
私も日々バタバタと過ごしていて
更新が途絶えております。


しかし
ふっと思い出した話を
書き留めておきたくて。
久々に更新します。





3年前、私たち夫婦が
結婚する少し前。


「遠方に住んでいる義姉が
里帰り出産のために帰ってくる」


と旦那(当時は彼氏)が
話していました。


1番上の子は男の子。
第2子の女の子を出産するため
上の子の一時保育の園なども決めて
いよいよ帰ってくる。


その少し前。


「赤ちゃん、


亡くなっちゃったって。」


旦那の報告に
言葉が見つかりませんでした。


原因不明。
妊娠7ヶ月のときの出来事でした。



お義姉さんの気持ちは
きっと私が想像できないほど
苦しくて。悲しくて。



お義姉さんに会ったのは
それから半年後の年初め。



きっとまだ辛い気持ちは
癒えていないけど
この出来事を感じさせないような笑顔で
結婚を決めた私たちに


「おめでとう!
式楽しみにしてるね!」


と言ってくれました。



この笑顔の裏で、
何度泣いたんだろう。


そんなことを考えながら
お義姉さんの式の時の話を
聞いたのを覚えています。



そしてそれから1年半。



私は双子を授かりました。



2人の性別がわかったのは、
出産の1ヶ月前、9ヶ月に入ってから。
ひとりが男の子だということは
6ヶ月頃から
なんとなく分かっていましたが
もうひとりがどうしても
教えてくれませんでした。


「もうひとりは女の子」


そうわかった後、



「あの時の命が
お義姉さんの1番身近な
私たちのところに
来てくれたのかなあ」


そう夫婦で話しました。




グイグイ押しの強い娘。
されるがままののんびり息子。



きっと、息子が
私たちのところに来ようとした時に
「私も行く〜!!」と飛び入り参加で
一緒に来たのかもしれないな。


娘は間違いなく私たちの娘だけれど。


でも、そんなふうに考えると
あの時の命をなかったことにせず
大切な思い出に残せるような
そんな気がするのです。


お義姉さんは
双子に会うのを
とても楽しみにしてくれています。

コロナのせいで
生まれた時に病院で会って以来
会えてないのだけれど。


早く会えるといいな。



あの時の命かもしれない娘、
もちろん息子も、
よく私たちのところに
きてくれたね。


あなたたちの人生を
創り出したのは私たち。
責任をもって幸せにします。



無事に生まれてきてくれて
そしてここまで元気に育ってくれて
どうもありがとう。