2009年7月から開始したチェセバ砦。
この攻城戦のコンセプトは
「攻城戦リミテッド」は、基本的に通常の「攻城戦」と同じルールですが、効果が特に強力なアイテムや、モールアイテム、 特典アイテムの一部は持ち込みに制限がかけられます。
つまり、「攻城戦リミテッド」は、キャラクター・メイトの強さや、持ち込むアイテムの戦略性を問われる、新しい攻城戦なのです!
というわけで強すぎるアイテムやコアを制限して強者と弱者の差を埋めようというコンセプトのように思われます。
チェセバ砦が始まった当初は、マジリタ城、メクリタ城と違い、祭壇内部で誰も死なず、とにかくスキルの打ち合いで儀式が決まるかどうかという戦いでした。
最初にバランスが崩れていると思われた事案はバッピョ鎧+虫の粉無双などで内部で死ぬ展開ができたということでした。
しかしこれに関してはその後何の修正も無いので、どうやらイベントは一時的だから仕方ないという方針と思われます。
その後同じくイベント系で体験鎧が持ち込み可能な時代がありましたが、それはアイテム入手の方法が課金者が圧倒的優位なのと、火力が大きすぎるために、あまりにバランスを崩すので禁止の方向になりました。
その後は祭壇内部で死ぬバランスの崩れていると思われたのは温存していた変身アイテムによる虫の粉無双でしたが、これもバランスを崩すと判断されたのか、この変身アイテムも使えないように修正されました。
さらに砦の入り口で虫の粉を持ったキャラを温存させて城主だけ使えるということについても、時間は掛かりましたがログアウトしたら復帰地点に飛ばされるというように修正されました。
こうした修正によって祭壇内で死ぬのは多数のスキルによる集中攻撃、そして装備と転生により高めるだけ攻撃力を高めた殴りキャラの攻撃のみとなりました。
しかし近年その装備も強さがインフレしだし、再びバランスが崩れ出しました。
そもそも制限アイテムに設定できる装備より強い装備が制限できないため、バランスが崩れるのは当然だったでしょう。
ただ、作成には膨大な時間と資金が必要だったために、当初はそこまでバランスが崩れないと考えられていたのかもしれません。
いずれ修正するけど、作成した人に優越感を与えたいという方針だったのかもしれませんね。
ですが運悪くコラブト装備が生産バグにより早期に大量生産されてしまい、一勢力に偏って多く所持されてしまったというのがお大きくバランスが崩れる原因となってしまいました。
まあこれがなくとも、そもそも制限アイテムの設定が3年前なので、その時代の制限アイテムを陳腐化させるアイテムが数多く出たためにいずれ制限アイテム、禁止アイテムの見直しはされるべきだったでしょう。
それで今回の処置となるに至ったと思われますが、運営もどうするのが一番バランスが取れるのかがわからないため、おそらく今回のとりあえずの処置となったのでしょう。
生産バグによる大量の装備の出回りという負い目もあったかもしれません。
今回の修正に関してはチェセバ砦のコンセプトという点からだけ見ると、妥当な修正だと思われます。
ただ、これらのアイテム、コアが実装されてから期間が経ちますし、利害関係が発生するものとなってしまっているため、これに関しては一時的な処置みたいなので、近いうちにまた修正されることと思います。
そもそもこういったバランスを崩す要因を作り出したのは運営ですから、バランスを崩しそうなのはあらかじめチェックして対策を講じて欲しいものですね。
でないといきなり今日からこれは使えないと言われたら、所持してる人にとっては不公平感を抱く結果となってしまいます。
あちらが立てばこちらが立たぬような状況を作り出さないためにも、運営にはそろそろアップデート後丸投げし、後付け修正するというスタイルを少しでも直してくれたらと思います。
かつて移動儀式を阻止するために柵を設置した時も、柵が多すぎたためにあまりにも城主側に有利な設定となっていました。
その時も一時的な措置で様子を見るという感じだったのですが、どうやらちょっと考えたらわかるだろうということがわからないのが開発者側みたいですね。
丸投げを続けるのならもっと早期にプレーヤーの意見を汲み取るようにしてもらいたいものですね。