ここ最近 日曜日の朝は緑茶deほうじ茶を煎っています。
長い間 保存されていた緑茶でも フライパンで乾煎りする
だけでビックリするほど 美味しいほうじ茶に変身します。
朝 起きたらスーパーラジエントヒーターのスイッチを入れ
南部鉄器の湯沸し鍋でじっくりお湯を沸かします。夏でも冬
でも起きてから必ず鉄鍋でお湯を沸かします。そして緑茶
を煎り始めると家中が お茶の香りに包まれます。
私が生まれ育った静岡はお茶の産地で有名です。商店街を
歩くと何件か老舗のお茶屋さんがあり そこから心地よい
香りが漂ってきて 思わず足を止めて香りを確かめていた
記憶があります。オーバーに思われるかもしれませんが
それほどお茶の香りは 日常生活の中に鎮座していました。
そのうち 明るくなってきた窓の外に 目を向けると小さな梅の
白い花が目に入りました。数日前までは まだ蕾だったのに。
寒い寒いと思っていても こうやって少しずつ季節が移ろいで
行くことに感動しました。小さな幸せ 知らないうちに木々や
植物は自分の力で成長していくんだなぁと感じました。
そして もうひとつ嬉しかったこと。午後から義母のお見舞いに
行くと骨折して長い間歩けなかったのに 歩行訓練をする姿を
見せてくれました。今までのことを考えるとミラクル!!
そうして ゆっくりゆっくり スタッフの方と伝い歩き 帰り際
には お見送りまでしてくれました。生きる力ってスゴイ!!