こんにちは。


こんな記事を、読みました。

学生さん本人と、ご家族も、避難生活でお疲れな中、急な誘いで、落ちついて考えるのも、難しいんじゃないでしょうか?


混乱している時ほど、決断は、落ちついて。

ゆっくり、呼吸をしてみてください。







下記の文章に下線を引いたのは、私です。


https://www.nikkei.com/article

ここから

能登地震、中学生850人を集団避難へ調整 

校舎使えず能登半島地震

2024年1月13日 12:24 

(2024年1月13日 18:34更新)

能登半島地震の被災自治体が中学生の集団避難に向けた準備を急いでいる。

校舎が損傷し授業再開のめどが立たず、安全な施設に移り学習機会を確保する狙いがある。

石川県輪島市など3市町が約850人の生徒を対象に希望者を募る。

家族から離れ生徒のみ避難するのは異例だ。

被災した子どもは精神的に不安定になる場合があり、心のケアが欠かせない。

ここまで



こちらの記事は少し、省略しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html

ここから

避難を希望した生徒は

輪島中学校に通う3年生の宮脇瑞月さんは地震のあとも自宅で過ごしていますが、学校は再開しておらず間近に控えた高校受験のための勉強は参考書などを使って少し行う程度だといいます。

地元の輪島高校に友人と一緒に進学したいと思っていて、勉強する環境も整うことから集団避難することを決断しました。

瑞月さんは「受験を控えているので勉強が必要だし、友人の多くが集団避難するので行ったほうがいいかなと思いました」と話していました。

集団避難の意向調査は学校との連絡にふだんから利用しているアプリを通じて行われ、短期間での回答を迫られたということです。

瑞月さんの両親は、「『また地震が起きたら』という思いや初めて子どもと離れるので不安がありますが、子どもの希望を尊重し、成長するためにはいい機会かもしれない」と話していました。


地元にとどまることを決めた生徒は

一方、被災した地元にとどまることを決めた生徒も決断に至った複雑な胸のうちを明かしてくれました。

輪島中学校3年の女子生徒の1人は自宅が被災し、通っている中学校に家族で避難していますが、手元に勉強道具がないことから受験勉強ができていないということです。

県南部の白山市への集団避難の意向調査がありましたが、家族で離れて知らない土地で暮らすことへの不安などから女子生徒は集団避難をしない決断をしたということです。

公立高校の願書提出がおよそ1か月後に迫る中、女子生徒は志望校を輪島市内の高校から市外の別の高校に変更し、合格すれば進学先の高校がある場所に家族で引っ越す予定だということです。

女子生徒は「急に遠方の白山への避難を提示され、しかも『すぐに決断しないといけない』と言われて驚きました。

1人で地元を離れて知らない土地で不安な気持ちを持ってほかの学校の見知らぬ人と一緒に勉強するよりはここにとどまったほうがいいと思いました」と話していました。


突然決断を迫られ困惑

また、中学3年生と2年生の息子がいる40代の夫婦も自宅の被害が小さかったため子どもたちと一緒にいることを優先して集団避難は希望しないと回答したということです。

ただ、「周囲の保護者たちは、子どもたちだけでも安全な場所に行ってほしいとか、受験が目前に迫る中、避難所で勉強を強いるのはかわいそう、卒業が近いため友達と一緒に過ごしたいという子どもの思いを尊重するといった理由で、集団避難を希望する声のほうが多かった印象です。

地震で大変な状況の中、突然大きな決断を迫られて困惑しましたし、何より将来が見通せないのが本当に不安です」と話していました。

ここまで



私は、やめておいた方がいいと思います。

避難されている方々の道は、素敵な未来へと続いている。


ありがとうございました。