よく聞く話ですが、ロレックスのデイトナを始めとしたスポーツモデルは市場に十分な数が出回らずプレミアムがつき並行店での新品や中古品の方が定価より高くなるそうですよね。私はロレのことは全くのど素人なので、いつも横目で見ているだけですが、多くの人を魅きつける何かがそこにはあるのだろうと思っています。
そして今日中野の某有名時計店のサイトを見ていたところ、ノーチラスがすごいことになっていて衝撃を受けました。確かにノーチラスも正規店では何年待ちとか予約が出来ないとかいう話をネットで見たことはありましたが、しかしこれは、、定価360万が670万ですよ?!しかも中古だし。これでも直ぐに売れて行くマーケットって、どんだけお金持ちの方が多いんですかね…。ただただびっくりします。
そして、我らがIWCはというと、基本今まで定価より高くなって売られていたモデルを見たことがありません。唯一の例外は、先の150周年で出したジュビリーモデルのうちのポルトギーゼクロノですかね。(このモデルですら2000本生産されてますし、2、3年先はどうなっているか分からない気が個人的にはしています。)
需給のバランスで価格が高騰するのであれば、IWCもいっそのこと生産数を絞ってみたらどうなるのかなーと、思ってしまいます。勿論そんな簡単な話ではないでしょうし、スイスに今年新しく建てた工場やその設備の投資の回収もしなくてはいけないのでしょうから、IWCは今後どんどん売上を拡大していこうとするのだと思っています。
IWCファンからすると、長く自分たちが持つ時計を楽しむためには、IWCに成長して貰って(少なくとも現状維持ですかね?)アフターサービスとかも充実して頂く必要があるので、バンバン売って儲けて貰って結構なのですが、一方で品質を維持しながら自分たちの作れる数だけを作って市場に高く評価されているPPやロレックスのようなブランドは本当にすごいな純粋に思ってしまった本日の午後でした。