ブロ兄さんのなにわさんが「あんたがたどこさ~」の話をしてくれたので
長崎人しか理解できない歌をご紹介します
でんでらりゅうば でてくるばってん
でんでられんけん でーてこんけん
こんこられんけん こられられんけん
こーんこん
でんでられんけん でーてこんけん
こんこられんけん こられられんけん
こーんこん
さて意味はわかりますか?(笑)
意味はこちら
↓
出ようとして出られるならば、出て行くけれど、
でも出られないから、出て行かないよ。
行こうとしても行けないから、行くことはできないから、
行かない、行かない。
でも出られないから、出て行かないよ。
行こうとしても行けないから、行くことはできないから、
行かない、行かない。
関西人がお誘いを断るときに
「考えときます~」と一言で逃げる内容が
長崎ではこんなに長い文章になります(笑)
いろいろ検索すると、遊郭の遊女のことみたいですね
またこういうのもありますよ
赤っとばい、かなきんばい、オランダさんから、もろたとばい
意味はこちら
↓
赤いのよ 金巾だよ オランダ人からもらったのよ
金巾はたしか着物の生地だったかと思います
よってこれまた遊郭の歌なのかな~と推測されます
町で饅頭買うて 日見で火もろて 矢上で焼いて
古賀でこんがらかして 久山でうち食うた
古賀でこんがらかして 久山でうち食うた
意味はこちら
↓
浜の町で饅頭をかって、日見町で火をもらって、矢上町で焼いて
古賀町で焦がして、久山町で食べた
これだけは遊郭は関係なく
長崎街道を饅頭を持ってあるく歌ですね
ちなみに長崎人は繁華街の浜の町のことを
「町」と呼びます
「町で飲むわ」=「浜の町で飲む」になります
遊女の歌もありますが
子供の頃、こういう歌でボールをついたり
ゴムとびしたりしていました
子供が歌うには、何だかエロい感じもしますが(笑)
それこそ、鎖国時代には出島に外国人も多く
丸山あたりの遊郭にはお姉さんたちもいて
賑わっていた町です
同じ港町でも神戸や函館とは
少し違う趣きかと思われます