新年早々、実家では大ゲンカの様です・・・
実は大正12年生まれの祖母は
今でも一人暮らしをしているのですが・・・
ここ2年ほど足元がおぼつかず
杖をついてもよぼよぼとしか歩けません
その杖も引きずっているだけなので
場所によっては、余計に危ないだけ・・・
しかも、急こう配の坂と階段を昇った上に住んでいるため
(おそらく5階分くらい歩きます)
雨や風が強い日は、坂から転げ落ちたこともあるそうです
去年もそういうことが続いたので
母がケアハウスをたくさん見学に行き
いろいろと資料を集めていました
その結果、施設から空きが出たと連絡が来ました
空室待ちがかなりいるようなのですが
ケアマネージャーさんや施設の経営者が知り合いだったこともあり
優先的に空けてもらえたそうです
これで、私たちも一安心・・・
先日、母と祖母が見学に行き
引っ越しの準備を進めていたようなのですが・・・
祖母が
「家から追い出されるようだ」と文句を言ったものだから
68歳と94歳の大ゲンカとなりました
実際、祖母がケアハウスに行けば
今の自宅は借地なので家屋を処分することになり
祖母が帰る家は無くなります
以前から母も祖母も口が悪いので(笑)
母もよく「早く死んだらいいのに」と祖母に言ってたので
ま~お互い様のような気もするのですが・・・
今回はケアマネージャーさんや施設の方も入っているので
なんだか申し訳なくて・・・
どうやらケアハウスに行くと
好きなものを食べられなくなる、という不自由のほうが
かなりイヤみたいです
不自由より不便のほうがマシみたいですね
祖母の性格から考えると
自宅に対する郷愁とか愛情ではないと思います
断舎利魔で、すでに祖父の私物はほぼないくらいですから・・・
今はステーキを好きな時に食べて
買い物も好きな時に出かけて~と自由を謳歌していますが
ケアハウスに行くとそうもいきません
我儘な母のその母も我儘なんです
ええ年なんだから、仲良くしてよ~と思いますが
そうはいかないものでしょうか