昨年、憲法解釈による集団的自衛権の行使容認を閣議決定されて、
娘の学校では授業が急きょ集団的自衛権についての説明に変更になり、
先生たちは午後からデモに参加するということがありました。
その日帰宅した娘は目を輝かせて、先生方の行動に感動して私に話していたことを思い出します。
さて、ニュースでよく取り上げられていた集団的自衛権。何がどう問題なのでしょうか?
長年、憲法問題、教育問題に取り組まれている教授から話が聞けるということで若干二日酔いでしたが、頑張って受講してきました(笑)
※教授の話を自分なりに解釈した文章になっています。そしてかなり端折ってます。
『明日戦争がはじまる』? ~私たちに今できること~
タイトルが怖いですね。しかし、教授は
「このままだと日本は再び戦争に巻き込まれる、あるいは始める懸念が出てきている」という。
集団的自衛権の閣議決定をしたということは集団的自衛権を合法的に行使できるようにしたということ。
そもそも集団的自衛権とはなんでしょうか?
集団的自衛権とは、自国が攻撃されていなくても、同盟国の要請に基づき軍事行動してもいいよ、というもの。
今までは憲法9条があるから集団的自衛権は行使できない、と日本政府は言ってきました。他国が自国を攻撃したときのみ自国を守る、個別的自衛権しかないと。
しかし、集団的自衛権を閣議決定したことで、日本が攻撃されていなくても、アメリカの要請に基づいてアメリカとともに軍事行動ができるということになってしまうのです。
そして自民党政権の憲法改正草案がまた恐ろしい。。。
現在の憲法の前文の主語は『日本国民は。。。』となっていて、国は一人ひとりの権利を保障するものであるということが根幹になっていますが、
改正草案では『日本国は。。。天皇を戴く国家であって、』という天皇が国家、国民の上に君臨している戦前の考え方に引きずられたものになっています。
阿部首相は2006年に教育基本法を変えて、愛国心を強化するものにしました。
個人の尊厳よりも国のために命を捧げるほうを良しとする方向へ導いているのです。
9条の改正草案にも、『自衛権の発動を妨げるものではない』という文言を明記し、集団的自衛権を発動できるようなものに変えようとしています。
阿部政権の靖国神社参拝、ジブチの自衛隊海外基地、イスラム国人質事件での対応、、、日本をどのような国にしたいと思っているのでしょうか?
「日本が再び世界の中心で活躍する国になろうとしている」
これは阿部首相が昨年秋に訪米した際に記者会見で述べたもの。
世界大戦を引き起こし、周辺諸国で人命を奪った日本の行動を反省してないのか??
誤った歴史観、野望を持った首相を私たちは選んでいるのです。

私たちに今できること、、、情報を集めたり、周りの人たちと議論していくことが大切です。
教授の話を聞いて、集団的自衛権の恐ろしさ、現政権への不信感を改めて感じました。
最後に、宮尾節子さんの詩を掲載します。
『明日戦争がはじまる』
まいにち
満員電車に乗って
人を人とも
思わなくなった
インターネットの
掲示板のカキコミで
心を心とも
思わなくなった
虐待死や
自殺のひんぱんに
命を命と
思わなくなった
じゅんび
は
ばっちりだ
戦争を戦争と
思わなくなるために
いよいよ
明日戦争がはじまる
マザーテレサの
”愛の反対は憎しみではなく、無関心です”という言葉を思い出しました。
私たちにできること、それは常に関心を持ち続けることだということを改めて胸に刻みました。
