事の始まりは今年の3月、来年度のクラス委員を決める時期だった。
委員決めは年度末に行われる保護者会で行われる。
低学年のうちはほとんどもめることなく決まるけど、高学年になるにつれいろいろな委員になると「委員長」になるリスクが高くなるから段々立候補がいなくなって、委員がなかなか決まらなくなる。
そしてPTAの規約で6年の推薦委員は「長」になることが決まりになっているから、6年の保護者会は推薦委員が決まるまで延々と続くのよね。
そして最後にはクジ引きかじゃんけんで決まることになって、決まった人は次の年に役員候補がいなくて大変な思いをすることになっていた。


私も「6年の推薦だけは絶対になりたくない!」と思っていた。
ちょうど4年のヒカのクラス委員の人から連絡があり、「広報がいないからやらない?」って聞かれていて、もしここで引き受けていたら6年の保護者会で「私、4年で広報をやりますので。」とクジを引かなくてもいいことになっていたんだけど、なんとなくそれはフェアじゃないなと思ったので、6年の保護者会が終わってからお返事をすることにしていた。


そして6年の保護者会当日、やっぱり推薦委員だけが決まらずクジ引きになった。
「タツもいるから免除にならないかな。」と思ったけど、当たる確立が高くなるからか免除って言葉も出ず、結局クジを引くことになった。
もちろん当たりたくはなかったけど、クジを引く時になぜか「『当たりませんように、ではなく、みこころがなりますように。』と祈りなさい。」という声が聞こえてきた。
なので、「みこころがなりますように。」と心の中で祈りながら引いたら・・・、当たってしまった。
なんだかすごいショックだった。
「確かにみこころがなりますように。」とは祈ったけど、なにも当たらなくても良かったのにって。
うまく言い訳したりウソまでついてクジ引きを逃れる人も中にはいたのに、「何でフェアな方法を選んだ私がこんな役を引き受けなきゃいけないんですか!」って神さまに食ってかかったりもした。
でもやっぱり神さまの導きを強く感じたので、本当に渋々引き受けることになったのよ。


推薦委員の仕事は10月頃からなんだけど、私はもう4月から委員会のことを考えると居ても立ってもいられなくなり、夜もなかなか眠れない日が増えていた。
大きな仕事を抱えているけど、今すぐには動けないことにものすごい焦りがあったけど、そんな中で神さまは「今は役員になるという志を立てる人が与えられるように祈りなさい。」と教えてくださった。
そう、推薦で何が大変かというと保護者に役員になるように説得することなのよね。
役員になりたい人がたくさんいればすんなり来年度の役員が決まるから、推薦の仕事って本当に楽になるのよ。
だから4月から今まで「役員になるという志を立てる人がたくさん与えられますように。」と祈っていた。
その志を立てさせてくださるのも神さまがなさることだと教えられたらなんだか少し落ち着いて10月まで過ごすことができた。