昼過ぎにさっきーから電話があった。
「これから島根に行くので、準備をよろしく。」

8月に入ってからさっきーの仕事が佳境に入ったらしく、このところ休日出勤や徹夜が続いていたの。
電話をもらって、ちょっとがっくり。
一家の主がいないと、やっぱり寂しいよね。
しばらく(といっても2~3日だけど)離れて暮らすので、空港までお見送りに行くことにした。
ただ空港に見送りに行くだけだけど、子ども達は大喜びだった。(なんて安上がり)
電車とかにたくさん乗れるから、楽しいっちゃ楽しいんだろうけどね。

空港に着いてちょっとお茶したら「じゃあ、行ってくるね。」とさっきー出発。
残された母子3人はそのままスカイデッキへ。
「お父さんの飛行機はどれかなぁ~?」と飛んで行く飛行機を一つ一つ見送る。
あんな大きな物が、よく空を飛ぶわよねぇ。なんか不思議。
うちの兄は航空高専で飛行機の勉強をしていたのに、「あんな鉄の塊が空を飛ぶのは異常だ!」と言っていた。そんな人間が飛行機を造ろうとする方が異常なのでは?
結局兄は自動車の設計士になったんだけどね。
とりあえず無事に飛んで行ったので、そのまま空港見学へ。

羽田空港も再開発で前とすごく変わっていた。
おしゃれなお店がいろいろあった。
でも一番目を引いたのは、お土産のお菓子!
「東京ばなな」はもう定番。他にもいろいろと美味しそうな物が売っていた。
そんな中、「ずんだもち」を発見!
私、「ずんだもち」が大好き!
「すんだもち」は、枝豆をすりつぶして砂糖で味をつけた餡をお餅(白玉)にのせた素朴なお菓子。
東北出身の母がよく作ってくれた。
もちろんお買い上げ~!
でも冷凍保存が出来るから、さっきーが帰って来たら一緒に食べるの。楽しみ~。

さて、こういう観光スポットに来ると必ず「うちらも何かお土産が欲しい!」と言い出す子ども達。
お土産って、東京に住んでるんだからいらないじゃんね。
でもお父さんが出張で寂しがっている姿を見ると、つい財布の紐が緩くなるんだよね。
ヒカはディズニーのメモ帳とシール、ピトチは手品のセットを買った。
最初ピトチは「お金がどんどん増える、不思議なマジックセット」というのを欲しがった。
「お母さん、これ買えばお金がどんどん増えるの?」とかなりマジだった。
こういうところがピトチは可愛い。
「ピトチ、これで本当にお金が増えるって思っているの?これはタネも仕掛けもある手品のセットだよ。お金を勝手に増やしたら犯罪じゃん。」と言ったらすごくがっかりしていた。夢を壊しちゃったかな?
でも家に帰ってやってみてからがっかりするよりはいいと思うんだけどね。
結局違う手品のセットを買った。
手品のセットって、一体いつ使うんだ?せいぜい練習させて、クリスマス会にでも披露してもらおう。

帰りのモノレールの中で「お父さん、今ごろ着いたかな?早く帰って来るといいね。」と子ども達。
「最近仕事がすごく忙しくて、大変そうだよね。この前も休みなのに仕事に行ってたよね。」というお父さんを気遣う言葉に驚いた。
子どもなりにお父さんの事を心配するようになって、母親としてちょっと嬉しかった。
「出張大変なら断っちゃえばいいのにね。」と言うところあたりは、まだ子どもだ。
「会社の言うことを聞かないとクビになるんだよ。お父さんは大変なことでも責任を持って、家族のために頑張っているんだから、これからもお父さんを大事にしなきゃね。」と言うと、「うん!」と元気に返事をする子ども達。さっきーが出張中は本当におりこうさんだ。

うちはどちらかというと父親不在の家庭に入るのかな?
でもそばにいつも居れなくても、お父さんのいいイメージを伝えることは出来るよね。
子ども達にはいつもお父さんのいいイメージを伝えていきたいと思う。これは母親の役目。
さっきー、早く帰って来るといいな~。