本日、小松の母校・女子美術大学にて、受験生とその保護者の方を対象とした進学説明会がありまして。
なんと小松美羽、卒業生への公開インタビューコーナーに呼んでいただきました!
しかしこれもちろん言うまでもなくライブで行うわけですけども、
ただでさえ多感な受験生、その皆さんを前にしてテンパった小松が一体何を言い出すか?
ぶっちゃけ我々スタッフ、不安を隠し切れません。
そんな我々の不安をよそにサクッとインタビューは始まってしまい、
恐る恐る会場の隅っこに座って様子を伺っていましたところ、
意外とそつなくこなしてまして。
あー良かったと一安心です(笑)
実はあらかじめある程度質問内容がわかっていたので、
それなりに準備ができていたのが勝因だったのでしょう。
とは言え時間の関係上、うまく伝えきれなかった部分もありました。
その中で受験生に向けたメッセージの部分だけ書き起こしておきますね。
小松のアツい気持ちが伝われば幸いです。
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私はとにかくデッサンがうまいほうではないし、油絵をしないで女子美に入ったから、
最初の油絵の授業は大変でした。
ただ、新しい知識や技術を学べることが楽しくてワクワクしていました。
高い学費を払って女子美に入学することを忘れずに勉学してほしいと思う。
うまくいかない場合はよくありますが、こちらが学びたいと貪欲になっていれば、
自ずと自分だけのペースで学べるようになると思います。
いい意味で牙があるような学生になって下さい。
そもそも、画家を目指す中で独学でできることもあると思う。
でも、女子美で学べることは十人十色、自分のやる気次第で良くもなり悪くもなる。
義務教育じゃないんだから、学生がもっと熱くなって戦って欲しい。
女子美はきっと最高な場所です。
そう感じられるようになるには入学しないとわからないでしょう。
みんなが一人一人目的意識をもって、改めて女子美がいいと感じたのなら、ぜひ試験を受けて欲しい。
ただ、もし受験がうまくいかなかったとしてもふさぎ込まないでください。
絵は自由なのですから。
自分を卑下しないでください、あなたたちは最高なんですから自信をもってください。
自信さえあればよい顔になり魅力的です。魅力的な人の絵を見たいと感じる人が多いのです。
だから、いっぱいいっぱい自分を好きになって描いてください。
受験に向けてデッサンをたくさん習っていると思いますが、確かにデッサンは大切なのでよく学んでください。
ひとつひとつに喜びを感じて、デッサンできる生徒は、どんな大学だって受かると思う。
というか、受からないとおかしい。受からなかったらそこの美大がおかしい!
それくらい強気で楽しんで受験してほしい!
そして、たくさんの学生が女子美を目指してくれるよう、私も卒業生としてもっと精進して最高に魅力的な画家になっていきます。
まだ未熟なのに偉そうにすいません。
ぜひ、この縁がよい縁になりますように。
ここで学ぶ新たな命が幾年も続くことを祈りまして。
女子美へのたくさんの志願者を心より祈っております。
小松美羽
購買のお母さんと