2/7(火)
「ビッグ・フィッシュ」初日を観てきました。(ネタバレ等も含みます)



「Musical BIG FISH」

脚本=ジョン・オーガスト
音楽・詞=アンドリュー・リッパ
演出=白井 晃

公演日程
2017年2月7日(火)~2月28日(火)

公演場所
日生劇場

上演時間    (18:00開演)
一幕  80分 18:00~19:20
休憩  20分  
二幕  70分 19:40~20:50
TOTAL 2時間50分(カーテンコール含)

CAST
川平慈英(エドワード・ブルーム)
浦井健治(ウィル・ブルーム)
霧矢大夢(サンドラ・ブルーム)
赤根那奈(ジョセフィーン・ブルーム)  他
 

劇場に入ると座席にも照明が当たっていて、舞台上は緞帳代わりの薄い幕に「BIG FISH」の文字。時おり水面のようにゆらゆらと。プロジェクション・マッピングを使用した魚の映像がとてもリアルで、本当に舞台の中を泳いでいるよう。
オケピ部分。センター中央よりやや上手からサイド上手が舞台になっているので、通常のオケピのある舞台より座席と近いです。オケピ内から階段を使用し、キャストの方々の入り出があります。こちらから物語冒頭に浦井さん演じるウィルが舞台に登場!今回良席だったので、いきなり眼前に浦井ウィルが!!まさかこんな風に登場されるとは思いもよらず。(キャーと心の中で歓喜、そして心臓バクバク;;;)ストーリーテラー的役割のウィルの語りを聴きながら物語が始まりました。
 
物語の中心は父と息子。二人は正反対のようでいて実はとても近くて…。相反しながらも互いを想う、優しい家族愛に満ちた心あたたまる素敵なミュージカルでした。現実と想像の世界が交差する幻想的な舞台。笑いあり涙ありの物語をキャストの皆様が素晴らしく表現されている。この世を去る父親が息子に伝えたかったこと、そしてさらにその息子へと続く想い。心にじんわりと沁みてきて泣けます。哀しい結末ではあるものの、観劇後にほっこりとしたあたたかい余韻に浸れました。
 
以下、キャスト毎に思ったことをつらつらと。
 
川平エドワード
川平さん=楽天カードマンのイメージが強かった私。こんなに素敵な俳優さんだったとは!ごめんなさい、川平さん。夢想家で超前向きで、そしてとってもチャーミングな川平エドワード。くしゃっとした笑顔が魅力的。二幕病院のベッドのシーン、川平さんと浦井さんの笑顔がすごくイイ!本当の親子みたいでした。

 
浦井ウィル
現実的でややもすると冷たい息子に感じるウィル。けれど浦井さん演じるウィルはご本人の持つ生来の優しさが溢れていたと思います。父を理解できずに言い争っても互いを想う愛があったな~と。そして歌唱がまた素晴らしかった✨ソロコンでも歌われた「知らない人 Stranger」。浦井さんの少し高めで澄んだ歌声、とても綺麗でした。声量も増されているような気がします。
二幕カウボーイ姿の浦井さん。長い手足でキレッキレッのダンスを踊ってくれます。ちょっぴり意地悪げな表情に♥検察官にならずにずっとカウボーイ姿でいて欲しかった(笑)カテコで水仙を霧矢さんに渡したのはとっさの機転でしょうか。素敵でした。
 
霧矢サンドラ
少女時代から晩年までを難なく演じる素晴らしい女優さんですね。特にサーカス団で歌い踊った「アラバマの子羊」可愛いのなんの。とても愛らしかったです。
 
赤根ジョセフィーン
すらっとした美人さんで浦井さんと並ぶとまさに美男美女。マタニティ姿で寄り添うところ、穏やかで満ち足りた表情が良かったです。あまり目立たない役回りかな。

 
他のキャストの皆様も本当に適材適所でした。福くんのちびウィルも可愛かったし、やはり演技がうまいな~と感心。そしてなんといっても藤井隆さん☆私好きなんです。藤井さん演じるドン・プライスはけっこう嫌な奴なんですが、途中「ん?吉本新喜劇??」なところもあって笑えます。
 
今年の観劇始めでもあった「ビッグ・フィッシュ」。良い舞台に巡り会えて幸せです。カンパニーの皆様に心から感謝!本公演は3回ほど観る予定ですが、次回が今から待ち遠しいです。