中古ボクスターと996に乗ってみた -2ページ目

ルームチューニングアクセサリー遊び

 こんなの買ってみました(笑)


 日東防音響エンジニアリングさんの「ANKH(アンク)」のバッタもん。バッタもんなんていうと作ってる方に失礼かもしれないけど、それでもヤフオクじゃ結構人気商品のようです。





 本家が数十万円もして、非常に硬質な木材で作られた重量級のシロモノなのにくらべるとまるでオモチャだけど、要するにスピーカーから発する音の拡散という観点でみれば、植木やちょっとした家具置いたってある程度の効果があるんだから、コレだって効果はあるはずです。





 最初はスピーカーのすぐ前の一時反射面の壁際においてたけど、今はスピーカーのすぐ後ろに置いてます。  


 効果は・・・・











腎臓結石

 休みの朝、普通に朝起きて朝食のパンを食べていたら脇腹がギュ~としめつけられた。 いや~な予感。

 しめつけられる感触は予感どおりすぐさま激しい鈍痛に変わった。背中寄りの脇腹に誰かが手を突っ込んで内臓をぎゅ~っと握られているような感じ。間違いなく腎臓結石の痛み。


 でも、7年前のあの時より激痛度合が弱い。 そのうえ7年前と違って痛みの原因に概ね察しがついているせいもあって落ち着きもあり、自分で車を運転して近くの救急総合病院へ。


 ところが、ロビーで受付を済ませるころには痛みは7年前と同じような激痛に変わっていった。当然、ロビーの椅子に座っていることなど出来るわけもなく、脇腹を押さえてエビのように曲がった体でロビーをウロウロ。

 我慢出来ずに受付の女性に懇願しても、「今日は先生は一人だけです。救急で運ばれてくる方が優先です。もう少々お待ちください。」という事務的な対応だけ。頑張って自分で運転してきたのに、楽して救急車で運ばれてきた奴が優先かい!だったらここに救急車呼ぶぞ!・・って叫びたかったけど、小心者には言えません。


 そんな最中にもピーポーピーポーとサイレンを鳴らして救急車がまた病院にやってくる始末。

 既にこの病院に来て40分経過。痛みは治まりそうにない。これはマズイと思い、7年前にお世話になった泌尿器科専門病院にダメもとで救急病院のロビーから電話してみた。すると休日だけど電話がつながり、事情を話すと来院OKとのこと。事務的対応しかできない救急病院の受付女に「も~他の病院行くわ!」と問診票を投げつけてヨロヨロと歩きながら車へ戻った。これで運転できるか?という不安はあったけど、あのロビーでのた打ち回っているよりはマシ。


 あぶら汗流して泌尿器科専門院に駆け込むとすぐに腹部をエコーで検診。腎臓が腫れてるし、血尿が出てるので間違いなく石だろうとの診断。残念ながらレントゲン技師がいないのでX線写真が撮れず、石の存在が確認できないために石を割ることは出来ないとのこと。やれることは座薬での痛みどめだけ。7年ぶりにまた看護婦さんにケツの穴に指入れられました♪ 



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 座薬が効きはじめるまでは30分から1時間程度。病院のベッドにいるという安ど感はあるものの、クスリが効くまでの時間の苦しみは・・・。もう悶絶です。


 病気の痛みには「三大激痛」というのがあるそうで、1位がくも膜下出血、2位が心筋梗塞、そして3位が結石だそうです。しかしながら、残念ながら1位、2位はそのままお亡くなりなるケースが多く、その痛みを他人に伝えることが難しいそうです。ハイ。

 

 教訓。本当に苦しかったら救急車で行け。自分で頑張って行っても無駄。そういうことです。








熱帯夜

 ここ数日続いている猛暑は尋常じゃない。連日35度オーバーはさすがに体にこたえる。

 例年なら昼間は暑くても、夜はまあまあなんとかなりそうなもんだったけど、今年はエアコン無しではまず寝られない。電気代ケチって就寝時にタイマーかけても夜中にタイマー切れると目が覚める。


 寝る時も毛皮着用の犬たちは、今年はちょっと行動が変である。

 いつもならベッドの上で寝ているのに、朝起きるとこんなトコで変な態勢で寝てる。

右側の黒いのがベッド。いつもならこの上で寝ているのに、そこから下に転がり落ちて、冷たい壁紙にお腹をくっつけて寝てる。 つらいな~。もうすぐ秋が来るからな。



 


Jazz & coffe What's New

 郊外の高級住宅地の一角にあるJazz喫茶に行ってみた。ヘレン・メリルのハスキーボイスが印象的なスタンダードジャズの名曲「What's New」が店名。もちろん一関市の「ベイシー」みたいな本格的なJazz喫茶じゃくて、自宅改造の店舗でBGMにjazzが流れてます・・というくらいのお店です。




 店内は「自宅改造しました感」が強く漂う作りだけど、さすが高級住宅地のお宅がベースだけあって、二つに仕切られた元リビング利用の店内スペースはとっても広々。二人掛けテーブルが4~5席と奥には6人テーブルまである。
 JBLのS3000シリーズのスピーカーがセットされたオーディオセットが置かれている方の部屋に席を取りました。

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 本当はコーヒーだけ飲んで帰ろうと思ってたけど、家庭的すぎる雰囲気と接客に出てきた上品な奥様にそうとも言えず、ポークカレーセット780円を注文。
 やや薄口で酸味の隠し味の効いたカレーは、量的にも女性向きだったけど美味しくいただきました。これにたっぷりのサラダと普通サイズの美味しいコーヒーまでついてこの価格は良心的。




 抑えめの音量で流れるジャズを聴きながら、食後のコーヒーを楽しませてもらったけど、残念だったのはCDプレーヤーが国産家電メーカーのAV系ユニバーサルプレーヤーだったこと。やっぱり聴く雰囲気づくりも大事だと思うので、マッキンのアンプ、JBLのスピーカーまで揃えたんだからプレーヤーもちょっと頑張って欲しかったな~と・・・・。

バッテリーダウン


 996のバッテリーがダウンした。
 ロックもリモコンで開くし、ルームランプも点灯するし、イグニッションオンで全ての警告灯も点灯するけどセルはまったく回らない。少し前からセルの回りがチョット苦しげだなと思っていたけれど、そんなことも忘れて二週間以上まったく乗らない日が続いたらこの状況。

 とりあえず、ボンネットを開けてバッテリーを確認。996を買って以来初めてバッテリーカバーを外して見たけど、聞いたことのないメーカーのバッテリーが載ってました。販売店だって商売なんで納車サービスでそんな高級なバッテリーに交換してくれるわけないけど。


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 バッテリーチェック用の小窓を覗いてみると、表示は「交換」ではなく「充電」表示。まだ使える可能性があるならと手持ちのバスボート用バッテリーの充電機で充電してみることに。
 搭載されてたバッテリーは当然密閉式なので、ゆっくりと充電しなきゃないけど、手持ちの充電機にはバスボート用バッテリーの「ディープサイクル充電」と「一充電般」の選択肢しかない。その「一般」が急速充電だったら非常によろしくないけど、これでやってみるしかない。

 下手すりゃ爆発だってあり得るので、充電場所にも気を使って慎重にトライ。恐る恐るバッテリーに充電機のプラグを繋いで充電スタート。最初は30分おきくらいにチェックしてたけど、3時間以上経過しても充電機の針は微動だにしない。これなら急速充電じゃないだろうとチョット安心。

 数時間でほんの少しだけ針が動くスピードの充電が続き、述べ十数時間でやっと充電機の針がグリーンレベルに入り、なんとか無事充電終了。996に戻したバッテリーは今のところは元気よくセルを回してくれてます。メデタシメデタシ

オーディオの音を変える真実

 オーディオにとって電源は重要。
 ゆえに、音を重視するアンプは機器内のトランスやコンデンサー等の電源部に結構コストをかける。イメージとしては電気のダム湖を機器内に設けている感じ。そのダム湖の貯水量がトランス、コンデンサー容量だとすれば、そのダム湖が枯れないように電気の川をチョロチョロと流しているのがケーブルなんじゃないでしょうか。

 そう考えると、上流の川の流れをちょっと変えたくらいで機器内のダム湖より川下に明確な変化が生じるとは考えられないような気がする。逆に変化が出るということは相当プアなダム湖なんじゃないかと•••。
 だけど、 ケーブルを変えたことで「音の粒が・・」とか「スピードが・・」なんて語れる方々が世の中には多くいらっしゃる。きっと私なんか足元にも及ばない高度な聴力と揺るぎのない信仰心、いや、感性をお持ちなんでしょうね(笑)。

 じゃぁオーディオ機器の音を「後から」変えるモノは無いのか?っていうと、個人的にひとつあると思ってます。それも明確に変えるものが・・・・・。それは間違いなく聴く部屋の環境と、その環境造りに登場するアクセサリー類じゃないかと思ってます。

今更言うまでもなく、音はスピーカーから発せられる空気の振動という非常に分かりやすい物理現象で、その振動は間違いなく部屋のいろんなモノにぶつかって耳に届くわけです。
 一説では、耳に届く音のうちスピーカーからの直接音は30%で、残り70%は間接的な反射音だと言われています(ホントだろうか・・・。)

 事実、無響室に置かれたスピーカーの音はなんとも広がりの無い平面な音になるという。つまり、これがスピーカーからの本当の直接音なわけですね。で、この音に色気やら深み、奥行き感を与えているのが部屋の中の響きというわけです。ハイ。

これを実感したのが日東紡音響のアンクシリーズを体験した時でした。いつものショップでアンクの実演をやったのだけれど、LINNのフルシステムを囲む5個のアンクにカバー掛けたり外したりの実験で、5個のアンクのカバーを一気に外した時の激変ぶりにはちょっと目からウロコでした。

 でもいい音になったのか?と言われればそこは微妙。アンクは少々乱暴に言えば音を乱反射させて平行面の壁で発生しがちな残響音を低減することに意味があるのだろうけど、やりようによっちゃ音の定位が狂う形にも成りかねないような気がします。
 事実、前述の実験でも音に抜群の広がりと奥行きが出たと感じたけど、ボーカルがどこにいるのか分からなくなった感じもしました。 でも、明確に変わったのも事実。変わった変わらないかがとっても微妙なケーブルの類とはレベルが違ってました。間違いなく。 

ロードスター登場

 S660に続いて今度はロードスターに試乗。S660の試乗車が限定されたディーラーにしか置いてないのに対してロードスターは全店舗配備。さすがに生産量が違います。



 近所のディーラーではじめて対面した新型ロードスターは、とにかくコンパクトになったのが好印象。初代ユーノスロードスターのオーナーだった身としてはこのコンパクトさがたまらなく嬉しいです。



 ロードスターは「白」が似合わないイメージだったけど、今度の新型は「白」がよく似合う。これは、スポーツカーにとって重要項目。個人的に、白が似合うのはアグレッシブなボディデザインだから・・・と思っていて、その点でも新型ロードスターのボディデザインは二重マル。ちょっとイタリア車を思わせるセクシーさがいい感じです。しかも、この安全基準対策が厳しい中、ベースモデルで車重1トン切りを達成したことには大いなる敬意を表したいと思います。というわけで、50点スタートで早速20点加算。



 乗り込んでみたらアルミメッキのちゃちなステアリングにがっかり。ステアリングは常に目に入る部分であり、常に触っている部分でもあるのでとっても重要。そのうえ、インパネ中央からニョキッと生えた固定式のナビディスプレイにも幻滅。フロントの視野を蹴るほどではないけど、ビルトイン型にしてほしかった。というわけで併せて10点減点。
 一方で、頭の上までせり出していないことでオープン感覚を邪魔しないフロントウインドウに好感触。これって結構オープンカーでは大事なこと。で、10点加算。
 フロントからは結構なワイドボディに見えるけど、サイドを絞っているボディラインのせいかコックピットは結構タイトです。
 
 いざ走り出せばやっぱり普通の1500cc。気持ちよく上までビンビン回るエンジンじゃないし、回す気にもならない類のエンジンだけど、軽い車重ゆえの身軽さはとっても気持ちよし。というわけでパワーフィーリングはプラスマイナスで5点加算。

 走りをそそる「音」はどうかというと、近年の厳しい近接騒音規制値に縛られたクルマだけに、いたって静かなエキゾーストサウンド。仕方ないけどここは厳しく5点減点。
今回試乗したのはパドル付きATだったのでホントは採点対象外だけど、引っ張ってもガンガンレブリミッターに当たって自動でシフトアップしないシフトプログラムは好印象。ATには乗る気はないけど特別に5点加算。

ボディ面では、トップが金属で無くなったのがちょっと残念。軽量化のためには仕方ない選択だったと思うけど、オープンとメタルルーフの両方が味わえるのは個人的には魅力的でした。  それと、畳まれたソフトトップを閉めるために左手で引っ張り上げるのにやや苦しい態勢になることが気がかり。初代は結構楽に引っ張りだせたのに。で、ここは微妙に5点減点。試乗の際はクローズトップで乗ったけど、ボディ剛性は合格点。ガッシリボディではないけれど、初代のユルユルボディと比べれば雲泥の差。時代の流れを感じます。
 ソフトトップの中にもアルミ製の補強板が組み込まれたとのことで、雨の日にまるで傘をさしているような「ボトボト」という音がしなくなったそうです。ここで10点加算。

最後の減点はラゲッジルームの狭さ。一人旅の荷物すら危ういそのトランクスペースには笑っちゃいました。これじゃどう頑張ってもメタルルーフは無理だったでしょうね~。これ10点減点。価格は適性価格なので加減点なし。結果、合計60点。ギリ合格点・・でしょうか。

 今、ポルシェを売って国産車買えと言われたら選択肢のトップ3に入ります。間違いなく。
 でも、これが街中に大量発生した場面を想像すると・・・ちょっと勘弁してほしい。



電源ケーブル自作

 ケーブル交換で音が変わるなんて思ってもいないけど、見栄えのいいケーブルに換えておくか~くらいのノリは相変わらず。本当に音が変わるかどうかよりこれなら音が変わりそう~って思わせてくれることが大事。


 


 これはバス釣りのルアー選びと一緒。ショップに山のように並ぶルアーの中から「これ釣れそう~♪」って選ぶのはバスが釣れるルアーなんかじゃなくて、釣り人がよく釣れるルアーなわけです。メーカーだってバスが釣れることより、これなら釣り人の物欲そそるだろう~っていうルアー作りするわけです。当然。



で、オーディオ教の熱狂的な信者の中にはお金の使い方が分からなくて、ブランド名や評論家の方々の呪文、そしてプライドをくすぐる「高い値付け」に惑わされ、数万円から数十万円なんていうケーブルを必死になってお買いになる方々がいらっしゃる。
こんな世の中なんだから、メーカーからすればなんの変哲もない銅線に新しい名前付けて次々ケーブル売りたくもなりますって。

 一見良心的な秋葉原のボロ店舗にだまされちゃいけませんぜ。そりゃぁ自社ビルも建ちますって、ボロ儲けですもん、ケーブルなんて。数万円のケーブルの原価知りたいでしょう?

 ちょっと横道それました。で、私の場合はZonotoneのあの青い透明チューブのケーブルに釣られてしまったわけです。オーディオ機器の裏側にキレイな半透明のブルーのケーブルっていいじゃないですか。



 というわけで、ヨドバシで切り売りケーブル買ってきました。既製品なんて買うわけない。プラグはいつものとおりヤフオクでプチっ。



 買ったのはスピーカーケーブル。4芯タイプ。電源ケーブルじゃないのかって? 電源ケーブルもスピーカーケーブルも同じようなもんです(笑)。






ストリップしてみたら想像より細いケーブルです。ちょっと不安。



とにかくプラグに結線します。グランドアースなんて関係なし。壁コンセントが二極なんだから。ただ極性のホット、コールドに繋ぐ線だけ間違わないように気をつけます。





ケーブルを挟み込む部分が狭すぎたんで、グラインダーでグイグイ削った以外は組み立てやすいプラグでした。ちゃんとホスピタルグレードであることの緑の刻印もあります。





完成。ちゃんといい音鳴らしてくれてます。でも、ちょっと細いな~。













車検

996の二回目の車検。前回ユーザー車検だったんで今回はディーラーで通そうと思ってたのに、スポーツ触媒は車検に通らないらしい。マフラーは排ガスと騒音さえパスすればOKだと思ってたのに、触媒は交換自体がNGだそうな。となるとお堅いディーラーだとスポーツ触媒のままじゃ無理っぽい。
というわけで今回もユーザー車検になってしまいました。

先ずは、ホイールを交換した時にそのまま履いた純正フロントタイヤを交換。さすがにゴムが劣化してきてヒビが出ておりもう限界でした。もちろん安く済ませるためにアジアンタイヤをチョイス。225/40-18二本で工賃込み22,000円。街中走るのにハイグリップタイヤなんて必要なし。間違いなく性能は低いだろうけど、普通に走る分にはまったく問題なしです。

一度はねられた経験のある発煙筒の消費期限、ウインカー、ブレーキランプ、ナンバー灯も確認。汚ないクルマは検査官の心象悪くなりそうなので、事前に洗車して車内も整理しておきます。
あとは、いつものとおり車検受検をネットで予約し、早起きして陸運局隣接の民間予備検場で検査項目をひととおりチェック。あまり走ってないこともあって光軸をちょっとだけ調整しただけでした。代金3,100円なり。

車検申請手数料1,800円のほかは、法定の重量税、自賠責を納入したらいざ車検ラインへ。
排ガスクリアしてサイドスリップ検査をスルスルっと抜けたら、電光掲示板に「最低地上高不足」と表示されちゃいました。「やべっ!」と思って車から降りたら検査官が治具持って来て早速チェック。タイヤの後ろに付いてる樹脂製の空気整流板が原因だったようでなんなくクリア。

次は苦手なスピードメーターチェック。40キロになったらパッシングするんだけど、ローラー上で40キロに安定させるのが結構難しい。何度かトライしてやっとOK(汗)

あとは下回り検査。マフラー交換をどう見られるかドキドキだったけど、無事OK頂きました。メデタシメデタシ。

朝イチで陸運局入りして10時前に終了しました。帰りにスーパーオートバックスで1年ぶりのオイル交換してとりあえず儀式としての車検終了です。

あとは知り合いのショップで消耗品関連をチェックしてもらえば一安心です。

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S660見参

久しぶりにクルマネタを。

近所のディーラーでHONDA S660に試乗してきました。開店とほぼ同時に入店したのに駐車場はほぼ満車状態。試乗もすでに4人待ち。大した人気です。

コーヒー飲みながら順番を待ち、いよいよご対面。
初対面の印象は「カッコいい~♫」の一言。カチッとしたスクェアなボディデザインはverygood。 50点から採点はじめていきなりの10点加算。
乗り込んだ室内のデザイン、クオリティーもいい感じで10点加算。特にステアリングはverygood。とても軽自動車とは思えません。高級感からいったら私の996より上かもしれません。

スタートボタンワンプッシュで間髪いれずに始動するのは現代車じゃ当たり前だけど、15年落ちの996乗りからすると非常に気分爽快です。

試乗したのはパドルシフト付き7段CVT。なんの苦もなくスルスルと走り出します。ディーラー駐車場からの段差を乗り越えて本道に出るだけでボディのしっかり感が伝わってきます。迷わず10点加算。

シフトモードをパドルシフト優先のスポーツモードにしてガツンとフルスロットルすると、やっぱりモァ~と加速します。軽だから仕方ないとはいえ、期待度に反する印象は拭えず8点減点。おまけにスポーツモード選択時にタコメーター回りが赤く光るのが興ざめで3点減点。

某CGTVでは、坂道ではやや非力ながら必要十分な加速•••とレポートしておりましたが、嘘です。

もっとがっかりさせるのが音の演出。速くなくてもいい音してくれれば楽しいのに、どこまで回しても「ビュイ~ン」という軽自動車サウンドそのもの。これはスポーツカーとしては致命的。よって10点減点。おまけに回り方がすっごい苦しげ。慣らしが終わっていないことを差し引いても「快感」ベクトルとは真逆の方向にいます。

この走りの快感度については、ビートのほうが数段上手だった気がします。ビートと比べて欲しくないそうだけど、それは無理ってもんでしょう。比べないほうが不自然。

一方で乗り心地は素晴らしいです。キチッとサスペンションが仕事をしてる感じ。ボディの固さとうまくバランスさせてます。ゆえにコーナリングもいたって爽快。飛ばせる試乗コースではなかったので、コーナリング性能は分からないけど、このパワーならまず破綻することなく気持ちよく走れるはずで8点加算。

とにかく音と非力さに落胆しながら試乗を終えて、値段を聞くと約200万円とのこと。走り出しで230万円ってとこでしょうか。
最高にカッコいいけど、やっぱり「軽自動車」でしかない二人乗りのオモチャに230万円払う気はしないです。よって5点減点。

それと面倒なのが幌の脱着。ミニマムスペース故に仕方ないのかもしれないけど、これはいただけない。現代に生きるオープンカーとしては失格。5点減点。

軽自動車であることが基本コンセプトなんだからこんなこと言うのは意味ないけど、ボディほんの一回り大きくして1200ccエンジン積んだら買いですね。価格はユーノスよりちょい安い設定なら最高にクールなクルマになるだろ~に。

CGTVでは「気になる点はありましたか?」「いまのところ一つもないですね(笑)」で締めくくっておりましたが、私はクルマ見る目ないのかもしれません。

というわけで私的採点合計57点。クローズドボディのパワーアップバージョン期待してます。

ちなみに今から注文で納車は年明け。すでにオークションに300万円で売りに出てるそうです。アホらしい。


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ちなみにこっちで出てきて欲しかった

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