現在大ヒット公開中のララランド。

脚本家の端くれとして世間の「ストライクゾーン」を体得すべく、

「3回ぶっ続けて鑑賞しよう!」と意気込み劇場に足を運んだものの、、、

2回目鑑賞中にハッキリと「あ、これは俺はもう観てらんねーわ」と心が折れる結果に。

『君の名は。』は10回鑑賞、『この世界の片隅に』は3回鑑賞と、決してヒット作品に抵抗があるわけでもない。

デミアンチャゼル監督の前作『セッション』も大好き。

そんな自分が『ララランド』に「受け付けない」と感じた理由は、、、



「夢追い人のタラレバ」



作中で描かれるこの描写が、現在進行形で夢追い真っ最中の自分には、痛すぎて痛すぎて直視できないんです!

2回観れば2回傷つき、3回観れば3回傷つく。

大好きな世界観だけど最悪な気分にさせられる。

好きな人に思いっきりフラれるような感覚。

夢を追わなかった人や、夢を叶えた人にとっては「他人事」な映画なんです。

映画が終わってしまえば「自分はそうじゃなくてよかった」とホッと胸を撫で下ろすことができる。

それが救いにもなっている。

しかし「当人事」の夢追い観客にとって主人公2人が迎えるラストはダメージメガトン級のタラレバ!

全然ララランドやないやないか!

タラレバランドやないか!ボケ!

気分最悪で映画館を立ち去ることになるでしょう!

嫌いです、この映画!