前の投稿では、
白黒思考タイプのお子さんを
褒める時は工夫が必要だと
とお話ししました!

 
ですがそもそも、
困り事が多くて
褒めるに至りません!

 
穏やかなママでいたいのに
怒らずにはいられません。

 
声をかけなければ
ゲームをやめたり、宿題をやったり
時間を見て行動できないので
注意をしないなんてありえません。

 
という声が聞こえてきます。



 

 
子どもを注意ばかりして、
褒めるのが苦手なママは
お子さんの困りごとの
原因をさぐること
をおすすめします。

 
なぜかというと
発達の特性からくる困りごとは
言い聞かせたところでそもそも
できるようにはならないから
意味がないのです。

 
親子でイラついて
家族にも嫌な雰囲気が伝わり
いいことなしですよね。

 
では今日は、
よくあるお悩み相談である
ゲームからの切り替えについて
原因を探ってみましょう。
 


よくお母さんが言われるのは、

 
・時間を守れません
・声をかけないとずっとゲームしてます
・罰を与えて制限をかけても同じことの繰り返し

 
 
こんなお悩みですが
脳の特性の1つに
『過集中』があります。

 
ASDキッズの『過集中』は
興味や関心のあることには
長い時間をかけて
繰り返し集中する傾向があることと、

 
感覚過敏があることから
ゲームに集中することで
不快な刺激を避けることもあります。

 
また、
ADHD傾向があるお子さんも
過集中になりがちですが
興味の移り変わりも多いので

 
上手な刺激を入れてあげると
切り替える力は
ASDのお子さんよりは
スムーズなのです。

 
つまり、ASD傾向のお子さんは
ゲームの世界に没頭することで
外部との刺激を断ち
リラックスできる世界に
のめり込んでしまうため、

 
大好きなゲームから切り替えるには
ADHD傾向のお子さんより
工夫が必要ということです。


 

 
ASDのお子さんは
興味や関心があるものに
集中力を発揮する力が
あるのですから

 
そこからアプローチしてあげるのが
最も切り替える力を
発揮しやすい方法なのです。

 
時間でしょ!
早く寝なさい!
また夜中までゲームやったの!?

 
これを手放して、お子さんが
過集中から切り替える力を
伸ばしてあげるほうが近道
自立につながっていきます!

 
・時間になったらやめる
・約束を守る
・思った通りにならなくても怒らない

 
学校に行けていても
自分でコントロールができなければ
社会に出て困りますし

 
不登校でも
自分で管理ができていれば
社会で活躍できます。
 
 
目の前の困りごとは
原因を探ってアプローチすると
改善が早いですよ!



今日はここまでです。



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