先日のこちらの記事について、
SNSやメールフォームから
思いがけず沢山感想をいただきました。
ありがとうございます^^
 

↓  ↓  ↓  ↓


 

 

中でも一番「お!!」って思ってくださったのが、
ここみたいで・・・・

 

 

****************

相手は「できれば察して欲しくない」
私は「あ、これって察して欲しいってこと?」

****************

 

 

無自覚に(これ、ポイントね!)
相手の思考を読んでしまえるHSPにとっては、
相手の本音を
(無自覚だけど)気づいてしまっているからこその
ナチュラルな返答をしているだけなのだけど、
自分の思考が読み取られているだなんて
よもや思いもしない非HSPの方にしたら、
読まれた上でのリアクションって
不愉快極まりないですよね・・・。

 

 

だから、具体的に行動を伴う
攻撃をしたなんてことは
HSP側になかったとしても、
「この人、なんか嫌・・・」って(まず感覚的に)思われて、
人間関係が上手くいかなくなっちゃう・・・。涙

 

 

そしてHSPは、そのことで自分を
嫌ってほどまた責めるわけです・・・。ガーン

 

 

いまいちはっきりとした理由が
解明しきれていないまま
人間関係の要所要所で
寂しい思いを重ねてきたHSPの方は
案外(私も含めてですが)多いのではないでしょうか?

 

 

でももう一つ、
全然違ったベクトルでの
人間関係の苦労があったと思うのです。

 

 

それが、ずぶずぶの「共依存」関係。

 

 

「わかってもらえない」
「どうしてこうなっちゃうのかな?」
と言う寂しさを抱える日々の中で、
時々、出会ってきませんでしたか?

 

 

 

「どうして、この人は、私がまだ何も言わない内から、
私の気持ちをこんなにも分かってくれるんだろう!」

 

 

って人物に!

 

 

 

その人がね、(あまりこう言った区別はしたくないけど)
たまたま同HSP等で、
「悪意の無い人」の場合は、問題ないです。

 

 

 

でも・・・・

 

 

時々、と言うか、
「こんな自分をどうにかしなくちゃ!」
って必死に努力してきたHSPほど
ずぶずぶの「共依存」の
エネルギー沼に引き込む
「HSP食いのプロ」に
出会ってしまっていたはずなの!ガーン

 

 

 

そして、誤解を恐れずに言いますが、
この「HSP食いのプロ」ってね、
あなたが一番救いを求めようとしてきた
某業界にほど、皮肉だけど、生息しているんです。涙

 

 

 

でも、この方たちの中にも
2種類いて、
ひとつは「無自覚」グループ。
もうひとつが「自覚」グループ。

 

 

厄介なのは、この
「HSP食い」を「自覚」して行っている方の人たち。

 

 

言っておきますが、
大概世間的には
沢山の人を救って、癒している、
ものすごく「いい人」だと思われている方たちです!

 

 

 

それまで、
「わかってもらえない」
「自分は人と深く関われない」
と孤独を抱えてきたHSPに対して、
この「自覚」グループ(以下”自覚”)はとことん寄り添ってくれます。
時には寝食も忘れるくらいに。

 


人間関係にもある部分で諦めていて、

「自己信頼」にそもそも自信のないHSPは、
自分に足りない「自己受容感」を
自分に変わって、誠心誠意満たしてくれる
これらの「自覚」が神様のように思えてきます。

 

 

最終的には、
「この人がいないと、私は生きてゆけない」

と言うところまでになります。
(心理学用語ではこれを”転移”と言います。)

 

 

で、この時を待ってました!とばかりに
「自覚」はどんどんHSPの人生に
浸食をかけてきます。

そう、「あなたのために」と言う
大義名分を掲げて・・・。

 

 

その時には、HSPは、
「この人なしでは生きられない」と言う
状態になってますから、
自分の人生やエネルギーを
限界を超えてでも差し出そうとします。

なぜならもう一人で「自己受容感」を
満たせなくなっているから。
いや、「満たせる」ってことさえ
忘れています。

 

この人を失ってしまったら、
この場を失ってしまったら、
自分の理解者は世界に一人もいなくなってしまう・・
と、(ほんとはそんなことは絶対にないんだけど)
もはや死活問題になっているので、
「自覚」が欲しいものを
とにかく命に代えてでも
差し出そうと必死になります。

 

 

この「自覚」が、
コンサルやカウンセラーだったりすると
新しい講座のたびに、
誘いをうけて
大金をつぎ込んだりします。
最悪、時には借金を重ねてでも!

 

 

まさか~!と思うかも知れませんが、
たぶん、今もどこかで
7秒に1回くらい起きているような
ことだと思います。

 

 

 

それぐらい、「自覚」にとっては
「自己信頼」と言う軸のないHSPから
生命エネルギーを
根こそぎ奪うなんて

朝飯前ってことです。

 

 

 

 

そうならないために、
気を付けておきたいことを
今私が気づいていることだけですが
書こうと思います。

 

 

先ず、

 

「自分がHSPだと知ること」

 

もうこれが基本中の基本だと
今の私は疑いようもなく思っています。

 

このことにもっと早く気づいていたら・・って。

そうしたら、不必要に
自分を責めて生きることもなかったですし、
 

「みんなにはなんでもないことでも、
これが自分には不得意なんだな」と
 

受け入れられたからです。

 

だから私は、「HSP」と言う概念は、
単なる流行であれ、旬であれ、ブームであれ、
どうあれ広まって欲しいです。

 

 

本当に必要な人には
真実として響くし、
HSPは確実に救われると思うから。

 

 

もう一つは、

 

「短時間で何故かは分からないけれど
強く急激に惹かれたり、
深く好きになってしまう人には要注意。」

 

です。

 

これはHSPにとっては、
なかなか難しいことなのですが、
頭の片隅に置いておくだけで
全然、違うと思う。

 

 

私は自分が「HSP」だと分かってから、
自分がそれ以前に求めていた
人間関係が、
どうやらあまり
「健全」なものではなかったのかも知れない・・
と悟りました。

 

 

自分で自分を信頼する術がないと、
必死に頑張って、
それを他人から得ようとします。
 

すると、
どうしても「過剰」な承認や
関心を人に求めがちになります。

 

 

例えば、大人同士の関係なのに、
学生時代並みに
異常に頻繁に会ったり、つるんだり

メールやLINEで「身内」でも
1日にそんな回数在り得ないってほど
会話をしていたり・・・。
気づけば何をするにつけ、
「自覚」に対して
「お伺い」を立てるようになっていたり・・・。

 

 

「親密さ」、それこそが「信頼関係」なのだと
思ってしまったりするのです。

 

 

でもね・・・

「健全」な人間関係って言うのは、
(今だからわかりますが)
本来、とても「淡い」ものです。

 

 

共に過ごす時間よりも、
「ここぞ」と言う時に
ひとつになれる「協調力」、「共感力」、
「自己信頼力」があって、
そこをお互いに認め合えているから、
普段はむしろ、好き勝手に時間を過ごせる。
「管理」とか「監視」とか不要なのです。
(いや、これ、すごく当たり前なんだけど・・^^;)

 

 

そして、そんな友人や仲間しか
今の私には居なくなりました。

 

 

最初はね、なんだか
初めて来た知らない遊園地に
ひとり置き去りにされちゃった・・

みたいな気持ちの時期もあったんです。

ここで、どうやって一人で
遊べばいいの?みたいな・・・。^^;

 

 

だけど、麻薬が抜けるみたいに・・って言うと
妙な表現ですが、
最近になってよりまっすぐに、
「あ~、人って、いいもんだな。楽しいな・・」
って、腹の奥から声がしてくるようになってきた。
 

 

こんな風に、
見えている世界が
本当に本当に、少しずつだけれど
変わってきています。

 

 

そしてこれこそが、
私がずっとずっと見たかった景色への
旅の途中なのかも知れないって思うと、
時々、その道の途中で
あったかい言葉を人にかけてもらっただけで
義務とか恐怖からじゃなくて、
「ありがとう」って
泣きそうになるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます。^^

さとう美雨

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