昨日あたりからかな・・・
「あなたのブログを読みました」
と、「HSP」を専門に扱っていらっしゃる
数人の自称「自分もHSP」だった（です）と言う
カウンセラーさんから直接メッセージを頂くようになりました。
（いやはや、アメブロの拡散力？ってすごいんですね～＾＾；）
おひとりは、
「これって明らかに、セールス定型文のコピペでしょ？！」
と言う内容で、即刻削除。
他の方は、先出の方ほどではないのだけれど、
「これまでご苦労されましたね・・」
「つらかったですよね・・」
と続き、最終的には、
「よろしければ、カウンセリングを受けてみませんか？」
「より自分らしく生きてみたいと思いませんか？」
と・・・
要するに、とどのつまり、
「カウンセリングの受診」をお薦め＆促す内容だったわけです＾＾；
今後もこのようなことが度々起こりうるだろうな・・と推測しますので、
この場を借りて申し上げておきたいのですが、
私は、「HSP」であることを知って、
それを理解し、
自分自身にその不自由さがあることを
「許したい」とは思っていますが、
「治したい」とは、実はこれっぽっちも思っていません。
確かに、つらいことも、さみしいことも、
これからも起きるでしょう。
その状況が、何かしらの方法で
「楽」になれば良いなとも思います。
だけど、これを「治そう」と向き合ってしまうのは、
これまで自分に必死に課してきた
「克服しよう」、「理想の自分になろう」と言うアクションと
なんら変わりがないこと、
まるで同じことだと私には思えるのです。
「より自分らしく生きる」ことを
本当に望むからこそ、むしろ、
「HSP」の生きづらさを理解した上で、
ありのまま、その「生きづらさ」と共に
痛い思いをしたり、真っ向傷ついて、
生きてゆきたい・・・そう言う覚悟ができた。
それが、私が「HSP」であることを認め、
受け入れて初めて踏み出せた
大きな一歩でした。
だから多少、今は、「混乱」しています。
その「混乱」につけこんで、
「だったら私のセッション受けて楽になりましょう～」って
言うあなたは、
もしかしたら本当は「HSP」じゃないのではないですか？
と、（傷つけたら本当にごめんなさい）思ってしまう。
だってね、あなたが本当に「HSP」の感性を持っていたら
ぜったいに、分かるはず。
自分が緊張を乗り超えてでも
話を聞いてみたい、
逢ってみたい、
状況を分かちあってみたい・・・
その「人」を、「場」を、
その「感性」で、
一瞬で見抜けるはず。
むしろ、意図的に接触を仕掛ける方が、
「HSP」の人からは、
不信感を買ってしまうと
嫌と言うほど、理解しているはず。
私はこれからも「HSP」について
学びを深めてゆくし、
ご縁があれば同じ想いを抱えている人の場にも
出かけてゆくかも知れない。
自分の能力では限界と感じた時には
専門家の方の門を
満を持して叩くこともあるかも知れない・・
ただ、その時は、
明確な理由があってのことだと思っています。
これは私の主観かも知れないけれど、
私も含め、「HSP」の人たちって、
その生まれつきの「気質」を
「治したい」って、
心底思ってるわけじゃないんじゃないかなって。
ただ、「許したい」。
他でもない、自分自身に。
もし、その「気質」のために、
日々の何かが「困難」に見舞われた時、
身近にいる、ごくごく普通の誰かに
「それ、わかるよ」って言って、
そっと肩に手を置いてもらいたい。
長年味わってきた
「感覚」の「孤独」から、
自分もだけど、
自分と関わる人も守りたい。
そう思って生きているのが
多くの「HSP」なんじゃないかなって思う。
だから「治そう」なんていう、
”ギア”をわざわざ入れなくても良いと思う。
「許して」「受け入れて」
そして、傷みと共に生きる。
（そう覚悟する。）
もちろん、「HSP」と言う「気質」を持った人が
自分を責めたり、
恥じることなく過ごせる環境が
もっと今後増えたらいいなとは思っていて、
だからこそ、私にできることの一つとして、
ここで、限りなく正直に
言葉を綴ってゆきたいと思っています。
そして「傷みと共に生きる」覚悟で
今現在、日々を生きている「HSP」の方とは
喜んでこれから繋がってゆきたいです。
今後も「HSPを治しませんか？」と
頂くお誘いのメッセージには、
申し訳ないですが、
お返事は致しません。m(__)m
そう言うわざわざのお誘いでの
カウンセリングも受けません。
今日も最後までお読みくださり
ありがとうございます。＾＾
さとう美雨
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