ちょっと遠回りして公園を横切って帰って来た。

斜めにさしこんだ光の中で、紅葉がひらひらときれいで

なぜいつもこっちを通って歩かないんだっけと思う。

ちょっと遠回りすることをなぜ習慣にしないのかな。


紅葉の外側は緑の葉っぱの木が並んでいて

その構成にあれ?と思った。

MIUの部屋からマンションの間に見えているのって

この公園の木だったのかしら。


窓から見えている景色って

ちょっと離れた場所は、道の角度とかもあって

どこの建物、どこの木なのか、よくわからない。

まいにち交感しているのに、相手がどこにいるのかよくわかっていないんだ。



MIUの気持ちの中に見えているものも

リアルに歩いて見たら、予想外の場所で予想外の組み合わせで出くわしたりして。


どこからが内側でどこからが外側かも、よくわからないんだけれど。

学校に行き損ねてしまった。

あまりにお日さまがうららかに晴れていらっしゃって

出て行くのが怖くなってしまったのだわ。

この、いちまいの薄い膜が張っていて部屋から出られない感じ。


「風邪」です。


外はきれいだな~ わたしは穴倉から見ていたいな~

家々の屋根の向こうにひとかたまりの木が見えて、後ろのほうは紅葉しています。

白い翼を翻して鳥が横切る。

これはこれで「永遠」だと思う。

なんかなあ、自分がどんな人間になりたいのかわからないんだよなあ。


「自分がどんな人間なのか」も、

他人の反応を鏡にして見えて来るものと

自分が自分の気分の上がったり下がったりに振り回されている中で見えているのとでは

ずいぶん違うし。


「ふつう」になるつもりはないし、

でも突飛なことをしたいわけでもなく、

静かに自分らしく暮らしたいだけなんだけど、

その「自分らしく」がまたゆらゆらするし、

自然にしているだけであれこれ言われるし。


「こうなりたい」と思えるお手本も見当たらないし。


哲学とか心理学の本とかまで読んで考え込んでしまったりすると

ますます、「らしくない」と言われてムカッとしたり。

(あ、もちろん、コミックやアニメも真剣に愛している。

哲学だってブンガクだってアニメだって、差別しないよっ)


しばられたくないんだ。それだけは確かだな。