ひさしぶりに、大きい先生と観劇。
演目は「レベッカ」

憧れのマンダレイ。
現世とも幽世ともつかぬ・・・翳に支配される屋敷。
人々の思惑が交錯し
さまざまな「噂」が、一人歩きするように
階級制度、特権やプライドがかさなりあう。
独特の空気感のもと、進行する舞台。
辺りに漂う気配さえ湿度をはらみ・・・
波の音さえも、亡き人の名を呼び続ける。
そう。
カトレアの花さえもが、不安を呼び起こす。
姿のない「レベッカ」
その存在があれば、
対抗し得たであろう「わたし」と「マキシム」
確たる存在を、不在という不確かな存在が追い詰める。
・・・最後まで、イギリスっぽい質感ですすんでました。
個人的には、アメリカンウーマンのはじけた!ところで、
ほっとできたよーな感じ・・・(笑)
いやー、ほんとすごいなぁ女優さんって。
と、思った瞬間でしたにゃ。
6/13まで、梅田芸術劇場で公演があっているので、
お時間がある方は、ぜひ。
ご夫婦や、彼氏彼女で、ご覧になっては如何でしょう~?