イロトリドリのちっちゃなできごと

イロトリドリのちっちゃなできごと

楽しかった事や美味しかったもの、好きなものの事を書いてます。
たまに落ち込んだりもします。そんなイロトリドリのちっちゃな日常です。

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おはようございます~

梅雨の空模様。
今日も少し肌寒いですね。

昨日、術後20日で、ドレーンを抜いてもらえました。結局、胸部は10ml、背部は30mlで抜けました。

本来なら胸部はもう少し早く抜けてても良かったんだけど、薄オレンジ色になるはずの排液が、濃い赤になってきて、そのまま薄い色になることがなかったので、長々付けたままになってました。
排液が赤いのは、新たに血が出てるとかではなく、術中の残ってた血が溶けて出てるので、心配いらないとのことでした。

そんなわけで、入院してから21日後の今日、退院です。

あっと言う間だったような気もするけど、入院してきた日を思い出すと、遠い昔のような気もする。

わたしの入院部屋は4人部屋だったのだけど、みんなが私と同じくらいの長さ入院するわけではなく、部分摘出、再建なしの方々は3、4日で退院して行くんです。
来たと思ったら退院。そしてまた別の方がスーツケース押して入居してくる。まるでテラスハウスのようだななんて(シャレオツ)思ったりしました。

私と同じくらい長く入院されてる方々とは仲良くなってライン交換したり、ロビーでお茶したり、消灯を少し伸ばしてもらって(←迷惑(^^;)AKBの総選挙最後まで見たりしたのも思い出です。

入院生活、決して忙しいなんて事はないけれど、案外退屈もしない。3食食べないといけないし、看護師さんは1日何回も来るし、担当医も回って来るし、1日過ぎるのあっという間のでした。

3週間前に戻りたいか?と聞かれたら絶対に嫌だけど、楽しく入院生活でした。

いつかみんな退院するわけだし、退院は嬉しいけど、ちょっとだけ寂しいな。

10時過ぎに旦那に迎えに来てもらって、そのまま実家に帰って10日間ほど過ごす予定です。


部屋からの眺め。
阪神高速と、大阪環状線が見える。

わたしの職場もわずかに見えてます。





入院の次の日、5月21日朝9時から手術でした。

さすがに緊張していて、前日から旦那には、あんたなら絶対大丈夫やからな!頑張り!と励ましてもらい、同じ病室になった手術先輩の方々にも、大丈夫ですよ、頑張ってくださいね!と励まされ、看護師長さんも朝来られて、今からは私たちがしっかりやりますから、安心して任せてください。と。

皆さん励ましてくれるんだけど、未知の世界が怖くて、胸も切除するし、傷も残るわけだから、もう昨日までの私ではなくなるのね、というちょっぴり悲しい気持ちもありつつ、何を言われても不安と緊張は、なくなることはなかったです。

手術は6、7時間の予定で、8時半に付添いの方々到着(旦那、お義父さん、お義母さん、実母の4人)。
9時になってそろそろ行きましょかと看護師さんに連れられて中央手術室へ向かう時の緊張感ったらもう…死刑台へのエレベーターですか?みたいな(いや、まじで)。


手術室の前に着くと、手術着を来た患者さんや付き添いの人がたくさんいて、多分この朝、6、7人くらい手術患者がいたのではないだろうか?めっちゃ多いなと思った。

いよいよ、
頑張っといでなー!
て言われて歩いて手術室へ入る。
待ち受けていた手術室の看護師さんに名前を告げて受付してもらう。
中央手術室の中は意外と広くて、10部屋くらい小部屋(手術室)があったのではなかろうか?
看護師さんに連れられて手術台の前へ。
手術台の幅は意外と狭い。腰かけてくださいと言われ、腰掛ける瞬間が緊張感のピークだったように思います。
まさしく、死刑執行ですかううっ...??みたいな(いや、ほんまですって)。

腰掛けたら、患者の取り違いを防ぐために、氏名と手術名の確認をする。(手術名をうまく伝えれるように前日予習しましたよ)。


その後、横になったら、おでこや胸や腕などにいっぱいコードをつけられて、酸素マスクも付けられる。手術室には、そんなに人、必要?と思うくらい結構大勢スタッフがいて、皆バタバタ慌ただしくしてました。

続いて、手の甲から点滴の針を入れます、とのことで、手の甲って痛いんちゃうん?てちょっと構えたけど、これが全然痛くなかった(上手な人?)。
点滴の中身、最初の数分間は食塩水だったようだけど、「ちょっとしびれる薬入れますよ~」と言われて間もなく、ほんとにビリビリ手の甲からしびれてきて。。。

記憶はここまで。


次に気づいたのは、「み~かさ~ん」て、私を呼ぶ誰かの声でした。

気がついてすぐ、手術終わったんや。。。と気付いたと同時に、この感覚…知ってる。何度もあるわ…この感じ……と思ったのが今でも印象的なんですが、酔っぱらって眠りから覚めた時の感じにめっちゃ似てたんですえ゛!
口の中のザラザラ感といい(少しアルコールぽくも感じた)やや寝ぼけたぼーーっとした感じ。酔っ払って駅とか店とかで目覚めた時は、電車乗って今から帰らなあかんねんなーむっと思うんだけど、今日はこのまま寝てても良いのね…ラブて一番に考えてほっとしたのでした。

ベットのまま、手術室から家族の待つ外へ連れられてる時に、先生に「今何時ですか?」と聞いたら、5時半です。とのこと。
予定よりも1時間半長くかかって、わたしが一番手術時間が長くて、一番最後に手術室から出てきたと母が言ってました。
お義母さんは体がしんどくて横になりながらもだいぶ無理して待っててくれてたと思うんだけど、終わった時は、よお頑張ったね~と、涙を流してくれましたほろり


病室へ帰ると右腕がだるーい感じがしたんだけど、今思うと多分それは、入院日の朝、スーツケース押して駅まで歩いた時の筋肉痛と思われる。そんなだるい感じがあっただけで、驚くほど傷の痛みがないんです。トビー先生や形成の先生が様子を聞きに来たけど、全然痛くないけどこれから痛くなるんですか?と聞いたくらいです。
今痛くないんなら多分そのままでしょう、と言われ、ほっと安心する。

一応痛み止の点滴はその時点で効いていた(らしい?)のと、痛くなったら嫌なので、痛み止めを続けて欲しいとお願いしたからなのかもしれないけど、その後もこれといった痛みがなく、調子に乗ってソッコーみんなにラインとかしまくってました。終わったらこっちのもんですよ…って、この変わり身の速さえへへ…


トビー先生からは、乳頭乳輪に病巣はなく、残せた事と、センチネルリンパ節生検の結果、リンパに転移もなかったと聞いて、ほっとする。

あー。。。終わった。
やっと終わった(寝てる間に)。

その日は背中の傷も気にならず、仰向けでぐうぐう寝れました。

1日中麻酔で寝てたわけだから、寝れないんじゃないか?と看護師さんに聞いたんだけど、手術に耐えた体は疲れているはずですよ、と。実際よく寝れました。

当日は断飲食でしたが、前日は夜ご飯までしっかり食べれたので、お腹がすくこともなかったです。






おはようございます~
入院期間中も朝は早起きです。

消灯が9時半で起床は6時なんですが、だいたい5時頃目が覚めて8時の朝ごはんまでの時間は携帯見たり本読んだり、テレビ見たり、ロビーでおしゃべりしたり。
今日は中庭でコーヒー飲んでます。
ゆっくりし過ぎの入院生活、非日常過ぎるのですが、社会人生活にすんなり戻れるのかがちょっと心配。
職場からは7月10日まで療養命令もらってるので、職場復帰までにはテキパキ動けるようになっとかないと。

そして、わたしの体にくっついてたお友達、ドレーンさん達が、月曜日に取れそうだと、形成の先生に言われました。排液の色がいつまでも赤いままなのが気になって長々と付けられてましたが、量は減っているので(胸部で15ミリくらい)、もう取っても大丈夫とのこと。

ドレーン取れたらいつでも退院して良いそうなので、火曜日の朝に退院出来ることとなりそうです。

退院は嬉しいようなちょっぴり寂しいような?結局まるまる3週間の入院生活で、退院出来そうです。




いつもガラガラ押しながら、移動の時もいつも一緒だった排液パックさんたち。
もうお別れねー




術前説明が終わったら、アイソトープ検査に行ってくださいとのこと。

これは初耳だったので急激にテンションが下がるガクリ。術中に切り取るべき一本のリンパ節(センチネルリンパ節)を見つけるための検査なのだけども、アイソトープという放射性医薬品を患部に注射しなくてはいけないとのことガクリしかもその注射が結構痛いらしいとハチマキさん談ガクリ

注射嫌いにとって、その前情報だけで震えあがますがな。

アイソトープ室に行ったらそこの看護師さんも、少し痛いですが頑張ってくださいと。ほんまかいなううっ...

いざベッドに横になり医師らしき男性登場。そこでも、薬が染みますが、すぐ終りますんで。と。ん?すぐ終わる?良い情報。それ先に言ってよ。と思う間もなくチクっと。

ん?
あんまり痛くなかったラブ


めっさ痛いと思いこんでたほうが意外と大丈夫なもんなのかしらん?そうか、そうなのかもしれない。新しい発見。

アイソトープを注射して2時間ほど時間をおいてから撮影するという流れです。

看護師さんが薬が浸透するようにとマッサージしてくれ、撮影までにマッサージ続けといてくださいとのこと。薬が浸透しないとうまく撮影出来ないようで、その場合もう一度注射するとこもあるとのこと。

撮影までの間、めっさ一生懸命マッサージし続けましたよ。

おかげできっちり撮影することができました。ほっ


その日は、リハビリの先生が説明に来られたり、手術室の看護師さんが説明に来られたり。そーそー!手術室の看護師さんから朗報が。手術するにあたり、めっちゃ嫌だと思っていた尿道カテーテル。出産の時に初体験して、痛くて膀胱炎になってしまった思い出も。それをまたするのかーとすごくブルーだったんだけど、それは麻酔後にするから痛みは麻酔針を淹れる一度だけですとラブまじですかー?それ早く言ってよ~て思った(聞けよって?)。しばらくの悩みのたねが溶けた瞬間。もっと早くに聞いてたら良かった。


形成外科の先生の診察もあって、ブラジャーの線部分をマーカーでしるしつけたりしてました。形成の先生いわく、ブラジャーに隠れる位置を横に切って傷が目たたない手術をする人もいるとのこと。
けどわたしの場合はたくさん肉を切り取らないといけないので(全摘なので)縦に20センチくらい切るとのことです。縫合は、溶ける糸で、中に縫い目が来るように縫って、その上を医療用ボンドでとめて蓋をするようです。

昔はホッチキスとかで留めてたと聞くけど、医学も進歩しているのだなぁ。