タクシー14時間半の大移動!!さらに雪! | 足裏から見た世界 足つぼセラピストmarikoの世界旅行

足裏から見た世界 足つぼセラピストmarikoの世界旅行

足つぼセラピストmarikoによるふらふら世界旅行。2015年6月29日出発しました!

オシで地元大学生との交流を存分に楽しんだ私たちは次の目的地ビシュケクへ!


本当は飛行機で30分で行く方法もあったらしいけど、知らなかった私たちはタクシーで10時間かけて行く方法を選択笑い泣き笑い泣き

前日には飛行機の存在を知ったんだけどタクシー10時間も楽しそうだから、まあいっか!と、
朝8時にお願いしてたタクシーに乗り込んで意気揚々としゅっぱーつ!!


運転手さんは英語が話せない地元のおじさん。
私たちの今まで培ってきたロシア語とキルギス語?を駆使してコミュニケーションを取るけど、結局はボディランゲージが一番通じるっていうね(笑)

気持ちがあれば通じ合える!!
分からないところは笑顔でごまかせ(笑)

歌を歌ったりみんなで体を揺らして踊ったり、めっちゃ楽しいタクシー移動!!

おじさんめっちゃいい人だった!


景色もお馴染みになってきました、草原です!



ところが!!
行程の3分の2くらいしたところで山越えがあったのですがそこの山でなんと雪が降ってきたガーン

しかも結構激しく!!



途端に視界は真っ白になり、道も白くなってきたぁ…


川があることしか分かりませんガーン
道の端もどこなのか、山と空の境がどこなのか…


あんなに楽しかった道中が…

めっちゃ不安になってきましたえーん


ついには路肩に止めてチェーンを巻く車や、動かなくなって止まってしまった車がズラっと並びはじめた~!!

私たちの車にはチェーンを積んでいなかったらしく、おじさんはどんどん進んでいくが、ついには渋滞でストップ!!


前が空いても今度はタイヤが空転しちゃってキュルキュルいうだけで全く前に進まなーい滝汗滝汗滝汗

しょうがないから(客である)私たちが車を後ろから必死に押してようやく進みはじめた。

こういうとき、日本だと絶対に誰か一緒に押して助けてくれるけど、キルギスでは誰も一緒に押してくれなかった~笑い泣き


その後も、渋滞しながらたらたらと進んでいくが雪もどんどんスゴくなる。
隣ではおじさんがアッラーに祈りを捧げはじめた。私もアッラーに祈りを捧げてみる。



こりゃー、あれだな。
雪山で車動かなくなって一晩過ごすパターンだな…



正直、そう覚悟した。



このまま雪が止まずにどんどん渋滞が伸びて2、3日山の上で過ごすことになるかもしれん…

そうなるとカザフスタンからイランに行くために取ったフライトチケットが無駄になるガーン

それだけは嫌だ…!!


そんなことをぐるぐる考えていたら車が下りに差し掛かってきた。

ついに山を登り終わり、下るときが来たのだ!


よかったーーーー!!!


そこからはわりとスイスイ進み、順調な道のりにおねがい

おじさんも「サンクス アッラー、サンクス アッラー…」とブツブツ神に感謝しはじめた(笑)




1時間後にはまた雪山に差し掛かり同じことを繰り返すのだがその頃には覚悟が決まっていたし、どうにかなるだろうと思っていたので安心して居眠りしてた(笑)


ちなみにおじさんは私の名前をマリアと勘違いしていて(本当はまりこだよ!)、何かあるたびに「マリーア!!」と叫んでくるびっくり

なるちゃんは「聖母マリア様みたいな感じで縁起がいいから呼んでたんじゃない?」と言っていましたが、私はただ単に眠気覚ましのために叫んでいたんだと睨んでいる(笑)

だって唐突なんだもんチュー
ビックリするわ!


そんなこんなで夜の10時30分ころ、ビシュケクの宿に到着!


10時間で行ける距離を14時間かけて移動してきましたチーン


はぁぁぁー、今日中に着いて良かった!


おじさんには運賃1人1,000ソム(1,600円)と雪山で大変だったから私達二人からチップ500ソム(630円)を渡し、バイバイしましたニコニコ


おじさん本当にお疲れさま!
雪山で頑張ってくれてありがとうねー!!



アッラーもありがとうございました
おねがいキラキラ