不倫と修羅場は数しれず -2ページ目

不倫と修羅場は数しれず

馬鹿で天然な旦那の過去~現在までの不倫、浮気、修羅場の数々を書いていきます。

「ねぇ、これどうするべき!?泣」

「先輩に話しかけた方がいいのかな?」

「でも、あたしのことなんか覚えてないよね!?」

「逆ナンするなんて軽い奴なんて思われないかな?」

「そもそも、中学生の頃だしあたしのこと知らないよね!?」






「ちょっ、ちょっととりあえず落ち着いて!笑」




あたしの必死すぎる質問攻めに、爆笑の咲。






「えっウソ!?えっえっ!?!?」



「ちょ、ちょっと葵落ち着いて;;(笑)」



「えっ!だっ!えっ!?○▲□;●...」




言葉にならないのも無理はない。



薄暗い店内の角の方のテーブルをみると、
あたしが中学生のころ憧れだった斗真がいるんだから。


2人でストレス発散という名の暴飲暴食をしてた時
まさかの出会い←

(あたしだって、もっとロマンチックな出会い方がしたかった)



「えっ!?ねぇ葵!!あの人・・・!!!!」



興奮する咲の指すほうを手羽先を頬張りながら見た。




・・・ボトッ

PM 8:00


「葵おまたせ~;
てゆうか今日あの店休みだった~↓」



「っま、しょうがないか!
その辺の居酒屋でもはいろ~♪」



ぐるぐる歩いて、結局いつもと同じ、少しお洒落な居酒屋に。




咲はあたしと同じで地元を離れて
都内の専門学校へ通っている。





美人で細くてナイスバディーなのに、よく食べる。




それにサバサバしてて気取らない性格だから
好意を持ってる男性はたくさんいると思われる。




あたしが男だったら確実に惚れてるd(≧▽≦*)





高校を卒業後、都内で1人暮らしをしながら働き、生活していた。




「あっ、もしもし咲?
今夜、この前言ってたレストラン行かない?」





「行こう、行こう♪
あっ、なんか人気店らしいから予約しとくね~」





「ありがと~♪
じゃあ8時に待ち合わせで場所は××ね♪」




「りょーかい!」






斗真とは、私にとって運命としかいいようのない出会いだった。



斗真に出会えたおかげで、たくさん笑っていられたし、辛くてどうしようもない時でも前を向いてこれた。



でも、その分裏切られた時の悲しみは半端じゃない。




いまではネタとして笑っていられるけど、当時は本当に辛かった記憶しかない。






自分の心の整理の意味も込めて書いていこうと思いまっす。




・葵(25)・・・私です。



・斗真(26)・・・旦那です。馬鹿です。アホです。



・咲・・・私の大親友、


幼馴染・かおり・・・高校からの親友



話が進むにつれて、登場人物増えます(主に女←)



名前は一応仮名にしてます。本名に少し文字足す程度なので、近いっちゃ近いです。





年齢は現在の年です。私が20歳のころに入籍したので、結婚5年目になります。