音楽教室の先生の選び方について色々と思うところがあったので書き記しておきたいと思います。

ここでは例としてピアノの先生としてみましたが

他の楽器でも当てはまるかと思います。


【こういう先生、結構います】

・幼児から始めて真面目に練習しているのに、中3になってもバイエル(赤)


・全面的に信頼して任せて頂けないと困ります!(結果、練習はきちんとしてるのに上達せず)


・もちろんあなたも趣味レベル希望よね?(確認はしない)


・プロ志望対応です!(プロ=保育士やピアノの先生)


・音楽性が一番大事!(10年習ってもブルグミュラー25の練習曲)


正直いって、自分がどのレベルまで対応できるかをはっきりさせずに先生を引き受ける人が多すぎる。


また、その先生の思う最高レベルがピアノの先生だったり、音大合格だったり。


そして、多くの先生が生徒の希望を確認しない。プロ志望なのに趣味レベルでいいよね♪と教えてしまう。(はじめからプロを考えるのは間違ってるとか、やってみないとわからないという理由なのかもしれないが…それならそれでホームページにでも書いておいて欲しい)


プロ志望なのにゆるゆるのレッスンをされ、不安そうにしていると信頼して任せてくれないと怒り出すといったこともある。


でも生徒の側はすごい不安だったり、モヤモヤしたり、それでも先生には敬意や信頼を示さなければとすごく悩んでいます。


私も子供の頃はいくら練習しても難しい曲に進ませてくれない先生で、先生が変わってから一気に進みましたが、周りの子とは取り返しのつかない差ができていました。


ピアノの先生には子供の才能を預かるという責任をもっと重く考えてほしいと思ってしまうことはあります。

(昨今厳しかったり本格的なレッスンが嫌われる傾向が強いため先生側の悩みもあるかと思います)


【よい先生の選ぶためのチェックポイント】

★教室のホームページにて必要な情報が網羅されているか

1.プロフィール(出身大学、留学歴、コンクール入賞歴、演奏活動歴、師事歴)

2.指導方針や対応レベルの詳細

3.門下生の成績(重要)

4.月謝やコース設定(本格コースあり、月謝高めなど)

・門下生の成績を載せることをよく思わない人もいると思いますが、載せている先生のほうがハズレが少ないと感じています。一人だけ優秀な生徒がいる、とかではなく何名かいると良いです。

また、その先生の思うプロとは何なのかもわかったほうが良いです。(ピアノの先生になることが最高の目標である先生もいる)


★先生の名前をググってみる

・「名前+師事」や「名前+門下」でググる(その先生が育てた音楽家、音楽家を輩出しているかがわかる)


★問い合わせ時や入門時に指導についてのアンケート的なものがあるか

・これがない人は要注意。いくらプロ志望対応でも「生徒から特別にいってこない限り趣味レベルのレッスンをすればいいや」と思う先生もいる。こちらの意志を伝える機会、目的意識のすりあわせの機会をあえて用意してくれるかが重要。

その点プロ志望コースなどがあれば「このコースを選んだってことはそこそこ本気なのね」という程度には言わなくても伝わる。


★発表会のレベル

発表会が近いうちにあれば聴きに行ってみてください。YouTubeに生徒さんの演奏が上がってたりもします。みんな下手くそで間違えてばかりだなぁ…って教室も多いです。


★体験もいいけど見学も

体験だと体験向け、お客様向け、初心者向けのレッスンしかわかりません。是非複数のレベル、年齢の生徒さんのレッスンを見学させてもらってみてください。


○ピアノの演奏技術や指導力だけについて書いています。実際には人柄や相性なども重要です。まずは電話やメールだけでも複数問い合わせてみると良いと思います。



※ピアノの先生を例にしてますが、他の楽器も想定してます。ピアノの先生なら高名な先生も見つけやすいかもしれないので上記は的外れかもしれません。

ただ音大音高受験前でもなくいきなり高名な先生につくことはそんなにないですよね…(多分)

プロを夢見て何も考えず近所の先生に習いに行って全面的におまかせする、というのはリスクがあるのは変わらないかと思います。


追記:あと、保護者の質問や不安に対して嫌な顔をせず寄り添って明確な回答をくれる先生が良いですね。例えば「〇〇メソッドではこういうことをしているようですがしなくて大丈夫ですか?」とか、そんなこと聞くほうが無礼だと言われるかもですが、こっちは本気なんですから。

自分の指導に従えない!と怒る先生より、コレコレこういった考えがあってウチではやらないんです、とか、あ〜盲点でした取り入れていきましょうとなる先生のほうが良いです。


趣味レベルで楽しめればいいという人のほうが先生に対しては盲目的に従順になれやすいと思います。本気だからこそ不安になるという生徒や親の気持ちを理解してくれる先生がいいですね。

はじめから「アタリ」の先生にしかついてこなかったプロの方などは理解しにくい感覚かもしれません。

「ハズレ」の先生についてしまえばそれだけで夢が終わる、というほどリスクの高いことなので、現実にはハズレの先生が数多く存在すること、そのために生徒や親は不安になったり「この先生は大丈夫かな」と探りを入れざるをえない場合もあることを先生方には理解してほしいと思います。

あなたダメな先生なんじゃないの?と言ってるのではないことを理解してほしいですね。