越えたかったのは
【べき】のハードル
生活していると
普通にある
【べき】のハードル
◯◯すべきのハードル
◯◯すべきの関所
そこを越えたくて
越えたくて
もがいていたんだ
【べき】のハードルに向かうランナー
◯◯すべきのハードルは
次々現れる
そのハードルを越えようとして
越えようとして
全速力でジャンプ
越えても越えても現れるハードル
越えれば越えるほど
べきのハードルは高くなる
もういい
段々高くなる【べき】のハードル
【べき】は越えていくものではないのかもしれない
【べき】のハードルを設置しているのは
誰だか考えたことある?
他でもない君自身
もう一度自分をよく観察してみて
越えるべきものなんて
なにもないことに氣がつくはずだ
この世は波乗り
君は漂う海の中
ただ 海の中に
ぷかりぷかり漂って
君は大きなお母さんの子宮の中に
安心して浮かんでいるだけだ
あったかい源の中にいるだけだ
気持ちよくて快適だ
そして
漂うように来る波にまかせて
ぷかりぷかり浮かんでいればいい
ぷかりぷかり
ふわりふわり
母なる海に
浮かんでいればいい