こないだ幼稚園のお帰りの際に

年中さんの担任が走ってきて

「長男君のお母さん、ちょっといいですか?」

と私をどこかに連れて行く。


他学年の先生に呼び止められた事なんて

初めてだから、


『なにーーーー?アセアセ

と思ったら、


進行方向の先に

大泣きしている年中さん男の子が見えた……


私『あそこだよねー

あそこに連れて行かれているんだよねーえーん

はぁー(ため息)』

と思っていたら、


まさにその子の前に着いた。


そして私は着くやいなや


私「長男が何かしちゃいましたねアセアセ

すみませんアセアセ

(年中男子の目線にしゃがんで)ごめんね、何かされちゃったよね。ごめんね。

痛い?大丈夫?どこが痛い?」


と言った。


いつも長男は、

担任と「さようなら」をした直後に

ビューンっとどこかに走って行っちゃうから、

この日もそうだったのに、


年中の先生に連れられて歩く私を見つけたんだろうね、


気づいたら私の後ろに来ていて、

さっきの私が謝っている時も

私の後ろにいた。


長男のその行動からも


『こいつ、いけない事をしたってわかってるから、これから自分の話をされるってわかっているから、戻ってきたなえー

と私は思っていた。


そして、さっきのシーンに戻り

私「すみません、長男が何かしましたよねアセアセ

(年中男子に向かって)ごめんね。

(年中ママに向かって)ごめんなさい」

って言ったら、


年中担任「違うんですよ!お母さん違うんです。

長男君は何も悪い事はしていないです」

って両手を振って否定してくれた。


そこから何があったのかの説明が始まり、

(泣いていた年中さんをA君とする)

↓↓

=========

長男達数人の年長が、

園庭に数日掛けて大きな穴を掘っていた

(本当デカいなぁーこれゲラゲラ
 
(大きさがわかるように次男に入ってもらったウシシ
これに憧れて、お預かりの子たちが
隣に似たような穴をお預かりの時間に掘った。

それで、今日、
長男達は大きな穴で仕上げ作業をしていたら、
年中さんたちも外に出てきて、

お預かりの子たちが作った小さい方の穴で
遊びだしたんだけど、

年長のお預かり常連の〇〇君が
「触らないでー!壊さないでー!」
と何度も年中さんに注意して、

〇〇君は、
どうしても止めない1人の年中さんに注意している時に
A君が穴で遊び出したから、

長男はA君に向かって
「それはお預かりの人たちが作った大切なやつだから、遊ばないで」
と言った。

それでも遊ぶのを止めないA君に
長男は何度も注意していたら、
A君は長男に手をあげた。
=========

ここで私は長男の方をバっ!と見て

私「注意する言い方がキツかったんじゃないっ!?」
とキツい言い方で言ったら

年中先生「違うんです、お母さん。
長男君は優しく言えたんです」

って。


もうさ…………
この場で誰が一番悪いかって

私だよねチーン


何も悪い事をしていない我が子の前で

「うちの子が悪い事をした」
と決めつけて勝手に相手に謝る。

ちゃんと口で優しく注意することができた我が子に「おまえは、どうせ強い口調で言ったんだろ」と決めつけて怒る。


……………。

よくない親。
我が子を シンジテナイ オヤ

反省です…………
反省しました………


友達同士でこんな事があると
私「日頃の行いもあるよ」
って長男に話すんだけど
(その前に、フォローしたり慰めたりもするけど)

実の親はやっちゃいけないよねアセアセ

「日頃の行い」もあるんだけど、
まずはわが子を信じて、守る立場。

その上で我が子が本当にいけない事をしていたら謝る ってやらないとだよねアセアセ

反省だぁーーーえーん

本当に長男には悪いことをしたえーん


で、じゃーなんで、わたしゃ、
大泣きA君の前にこさせられたんだ?真顔えー?

と疑問に思っていたら、

年中担任の話しの続き

「A君が何度かぶったり、押したりしていたら
一度長男君は倒れてしまって
膝を擦りむいちゃって」
(見せてもらったら、爪楊枝の先のような傷があるだけ真顔

「でも、最後はA君は「ごめんなさい」できて、長男君も「いいよ」が言えて、終わりました」

という話しで……

じゃーなんで、わたしゃ、
大泣きA君の前にこさせられているんだろ?真顔

の疑問は最後まで消えなかったんだけど、

園の門を出たあとにわかった!

私、今回、謝られる側だったんだ!!

先生に呼ばれると
謝る側だった事しかなかったから、
謝られる側として呼ばれたのが初めてて

本気で立場をわかってなかった!笑

A君ママが謝ってくださった時も
私「いえいえ、こちらもすみませんでした」
って言ってたなぁ、私宇宙人くん

本気でわかってなかったなぁ宇宙人くん


で、これで終わりだと思ってたのに、
夕方になって幼稚園から電話が来てガーン

今度は年長の担任の先生で、

担任「今日の話し合いの時に私がいなくて、すみませんでした」
私「いえいえ」

担任「私はその場を見れていなくてですね、
あの後に何人かの先生で集まって
どうゆう事が起こったのかを話し合ったんです。
一部始終を見ていた者がいなくて、
申し訳ありませんでした。」

私「いえいえアセアセそんなアセアセ
(もう終わった事じゃん。夕飯作りたい)」

担任「それでですね、まとめると、
長男君も手を出してしまっていたことがわかりまして…」

私「えっ!?」

担任「そうなんです。優しく みたいなんですが、長男君も手を出してしまった。
でも、長男君はすぐに謝ったのですが、
A君はその時は気持ちが高ぶっていたからか
「いいよ」が言えなかったらしいんです。

それで、そのままその場は終わってしまって、
帰り際のあの話し合いになってしまって…」

(この話しをもっっっっとオブラートに包みまくった話し方をするから、
わたしゃ、またもや、何が言いたいのか分からずもやもや
一生懸命、先生が言いたい事を汲み取ろうとしたけど……)

(その後に)

担任「その場で、A君は謝って、長男君は「いいよ」が言えたのですが、
長男君が謝ったことにA君は「いいよ」が言えていない状態で…」

(ここまで来て、やっと私わかった!)

私「今日の年中先生からの話しと、
この電話って、
「長男にもう一度謝れ!」って言いたいってことですか!?」

はい、出ちゃった、
私のキツイ言い方ショック

こうゆう事をキツくなく、
上手に言えるようになりたいショック
(そのやり方がわからないもやもや

私「長男は謝ったんですよね?
長男はそもそも悪い事はしてないんですよね!?
なのにもう一度謝らないといけない事でしょうか?」

言い方は考えながら(キツくならないように)
「向こうの親がそれを言い出したのか!?」ってことも聞いた。

そしたら、
向こうの親が何か言ってきたわけではないらしい。

ただ先生が何人か集まって
起こった現象を整理していった結果、

解決していない事といえば
長男の謝りをまだA君が受け入れられていない。

この点だったそうな。

ふーーーーーーん
なんだか腑に落ちないもやもや

でも、先生はこの話しを長男にしたいから
電話を代わってくれ。という。

『えぇーーーーー………』
と思ったけど、

長男に代わってみた。

ウチ、死ぬほどうるさい家だから(騒音問題)
長男には洗面所に行ってもらい
洗面所のドアもしめた。

そして、私はキッチンへ行き、
夕飯作りをした。

先生と長男がちゃんと1対1で話せるように。

私がいると、長男は私を気にしちゃって
本当の気持ちを言えないと思ったから。

私は夕飯作りをした……
私は夕飯作りをした……
私は気にしないようにした……

でも、やっぱり気になる!!!

洗面所の前に行き、ドアに耳を付けた!←

始めは長男の「うん」「うん」って声だけ聞こえてきた(暗い声。いつもの声じゃない)

そしたら、そのうちに、
長男「でも、俺、納得できない!」
って言ったキラキラ

よく言った長男!キラキラ

そーだ!ママも納得できない!

この言葉を長男が自分の口から言ってるのを聞いて、
私はもう満足照れキラキラ

洗面所のドアから離れて夕飯作りに戻った照れ


その内に、長男は洗面所から出てきて
電話を私に代わり、

担任は
「長男君も「わかった、もう一度謝る」って言ってくれたので、
次の幼稚園の日に一緒にA君の所に行ってきます」
と言ったから、

私「ふぁい。宜しくお願いします」
「お忙しい中、お電話までくださり、ありがとうございました」
と言って電話を切った。

「はい、わかりました」とは言えなかったから、
「ふぁい」って返事してごまかしたゲラゲラ

それでさ、
いつもの明るい声で長男に話しかけてみたのよ。

私「どうだった?ルンルン」って。

長男「A君のこと」 

(ここから、長男はソファにうつ伏せになり顔をソファに押し付けながら話す)

私「それで?」
長男「先生と今度謝る事になった」

私「長男、謝るの?」
長男「うん」

長男「納得いかないけど…」

(5歳が「納得いく・いかない」という
自分の気持ちがわかるのもすごいと思ったし、
それを「納得いかない」という言葉で表せられる事を知ってたのもすごいと思ったし、
それをちゃんと口に出して言えたのも
すごいと思った!)


私「何が納得いかないの?」
長男「俺、謝ったんだよ。
でも、あっちが「いいよ」って言わなかったけど、でも俺もう謝った」

『本当だよねーーーーーー!』という
私は気持ちは隠しつつ、

私「でもさ、それは先生から話しなかった?
その時A君が気持ちの整理ができなくて、「いいよ」が言えなかったんだって」

長男「それは先生に聞いた。わかる」

私「それはわかるんだ?」
長男「うん」

私「じゃー何が納得いかないの?」
私「もう一度謝りに行かなきゃいけない事?」

長男「もう一度謝りに行かなきゃいけないのは、いい。できる。」

私「納得はいかないけど、
先生が言ってた事はわかるから、
もう一度謝りに行くの!?」

長男「うん」

ポーンポーン

えっらーーーーーーーーキラキラキラキラ

納得はいかないけど、
謝りに行く事は受け入れたんだ!

私も今回の事は納得いかないけど、

人生って納得いかなくても謝らなきゃいけない事があるらしいから
(私の人生にはなかったけど真顔

人生経験として
やってみてもらうことにしたショック


でもさ、長男はこうゆう風にも言ったんだよショボーン

「俺、何度叩かれても我慢したんだよ。
年下だから。
ずっと我慢したけど、何度もやってくるから、
一回弱気で殴っちゃったんだよ。

でも、すぐに「やべ!」って思ったから謝った。

それなのに、A君は聞いてくれなかった。

A君がごめんねって言ったら、俺は「いいよ」って言ったのに、A君は「いいよ」って言ってくれなかった」

(『弱気』って言葉の使い方は間違えているけど、長男はよく『手加減をしてやること』を『弱気』っていう)

これをソファに顔を押し付けながら話してくれてえーん

悔しいよねーえーん

なんだかなぁ な出来事でした。

ちなみに、この出来事はタイミングが悪く、
金曜日に起きた出来事。
翌日土曜日、日曜日が作品展。
そして、月曜日は作品展の振替でお休み
だった。

だから、またA君と長男が会うのは
4日後の火曜日になるからアセアセ

4~5歳の子達が覚えてるかな?
と思ったんだけど、

なんと!
翌日の土曜日に私たちが作品展に行った時に
たまたまA君も作品展に来ていて、

私が追いつくよりも前に
(また長男は走って行っちゃったからアセアセ

担任とA君お母さんの前で
長男はA君に「ごめんね」と言って、
A君は「いいよ」と言えたらしい拍手

一件落着星

だけど、なんだかなぁ な出来事でした。

悪ガキだけど、年下には優しいのよちゅー